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     【裏】ロシア政治経済ジャーナル No.195


                       2024/3/31


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コーヒーが潰瘍性大腸炎リスクを減らす



全世界の裏RPE読者の皆様、こんにちは!

北野です。



昨日の裏メルマガでは、
「カフェインのとりすぎが体調不良の原因かもしれない」
という話をしました。

根拠として、体験談三つと厚生労働省のHPを提示しました。

体験談とは、


・「いつも緊張している感じだ」と嘆いていた
私の友人の体調が、カフェイン量を減らすことで
改善したこと。

・私の頻尿の原因が、
「コーヒーを1日3リットル飲んでいることだ」と
医者から指摘されたこと。

・私の知人が、風邪でもアレルギーでもないのに
咳が止まらず、医者に指摘されてカフェイン量を
減らしたところ咳が止まったこと


です。

そして、カフェインのとりすぎが健康に悪いこと、
厚生労働省が指摘していることを、
出所も明示しておきました。

〈カフェインを過剰に摂取した場合には、
中枢神経系の刺激によるめまい、心拍数の増加、
興奮、不安、震え、不眠症、下痢、吐き気等の
健康被害をもたらすことがあります。〉

@出所↓
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000170477.html


さて、昨日のメルマガについて、
読者の嶋津様から、「コーヒーは体に悪くない」
というメールをいただきました。

昨日の記事を読まれた皆様にお伝えするべきだろうと思い、
今日はそのメールを転載させていただきます。

以下、嶋津様からのメールです。


【 転載ここから▼ 】

〈お世話様です。

パワーゲーム会員の嶋津と申します。

珈琲の飲み過ぎは身体に良くない、とのことですが、
必ずしもその通りではないと存じます。


コーヒーを飲むときは食後などの
血糖値が高い時をお勧めします。

カフェインを活かそうとする体の
活動エネルギーが糖だからです。

空きっ腹時にブラックで飲むのはお勧めしません。

私は砂糖を入れるか、黒糖をかじりながら飲みます。

(ぶどう糖液糖果糖(HFCS)や甘味料はNG!)

これは肉などのたんぱく質を摂る時には

必ずご飯などの糖質を摂るのと同じ理由です。

このように書くのは私がコーヒー豆を焙煎して販売することを

31年の間生業にしているからでもあります(笑)

日本の最新の疫学的調査で、
潰瘍性大腸炎と食事との関係を調べた論文が報告されています
(Coffee and caffeine intake reduces risk of ulcerative
colitis: a case?control study in Japan.
Journal of gastroenterology and hepatology.
2023 Dec 10; doi: 10.1111/jgh.16439.)。

調査対象は、潰瘍性大腸炎の症例群として384人、
対照群(潰瘍性大腸炎ではない人)として665人。

その結果、コーヒーと炭酸飲料の摂取量が多いほど
潰瘍性大腸炎リスクが減少しました。

カフェインの総摂取量が多いほど、
潰瘍性大腸炎リスク低下が認められています。

カフェインは糖のエネルギー代謝を高めます。

一方、カフェインレスコーヒー、紅茶、緑茶、
ウーロン茶の摂取量と潰瘍性大腸炎リスクとの
関連は認められませんでした。


北野先生、健康に関する真実は人の数だけあります。

しかし、健康に関する事実は一つだけしかありません。

そしてそれは、科学によってのみ解き明かされます。


私たちの「始まり」は一つの細胞でした。

細胞の核には父親譲りのY遺伝子(たんぱく質の設計図)が在り
その周りを母親ゆずりの遺伝子を持ったミトコンドリアが
核を護るように取り囲んでいます。

受精の瞬間に母親のミトコンドリアは引っ剥がされ、
かみさんのミトコンドリアにとってかわられます。

(なのでミトコンドリアイヴが辿れる)

私たちは細胞が一つの時から呼吸をしています。

ミトコンドリアが呼吸をしているのです。

そして、一つの細胞は二つに、四つに八つに、、、

そして、4兆とも、7兆個ともいわれる細胞たち、
爪や髪の毛から、心筋、脳細胞に至るまでに分化し
命ある限り、「形態形成維持」を続けます。

だからちゃんとリハビリすれば早く治るのです。

母胎を出てからは肺というポンプ(外呼吸)が
ミトコンドリアに酸素を送ります。

生命の本質は糖(グルコース(ぶどう糖))の完全燃焼です。

即ち、ミトコンドリアで、グルコース1分子から
エネルギー単位であるATP(アデノシン3リン酸)28分子?
を取り出す作業です。
人体の各部位でこの作業が妨げられた状態を病気、
といいます。


因みにこの全身の糖のエネルギー代謝を瞬時に
コントロールしている器官が甲状腺です
(甲状腺ホルモンを使って)運動したら心筋に
を早く動かすとか。。。

以上のことは門外漢のわたしでも分かることです。

大変、おこがましいですが、ご自身の体の感覚を信じ、
間違いのない科学的知識を身に着けご発言ください。〉

【 転載ここまで▲  】


嶋津様、貴重なご意見、ありがとうございました!





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