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【裏】ロシア政治経済ジャーナル No.98
2021/7/1
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★ロックフェラーのライバルの死
全世界の裏RPE読者の皆さま、こんにちは!
北野です。
ブッシュ政権の国防長官ラムズフェルドさんが6月29日、
88歳で亡くなりました。
イラク戦争を推し進めたことで知られるラムズフェルドさん。
チェイニー副大統領と並んで、
「ネオコンの首領」と呼ばれていました。
この方、なんと70年代から活躍していました。
フォード政権時代の1975年、43歳で国防長官に就任しています。
(国防長官になる前は、大統領補佐官でした。)
そして2001年、ブッシュ(子)政権で、
再び国防長官になったのです。
ラムズフェルドさんは、とても影響力があった人物で、
陰謀論者の間で「世界皇帝」と呼ばれた
デビッド・ロックフェラーの回顧録にも登場します。
デビッド・ロックフェラーのお兄さん
ネルソン・ロックフェラーは、大統領になりたかった。
しかし、ラムズフェルドに邪魔されてなれなかったというのです。
<しかし、何事もネルソンの期待通りには運ばなかった。
一九七五年十一月、フォードは再選を目指すことにしたが、
ネルソンを自分の大統領候補にはしないと告げた。
大統領の決断には、側近の顧問たち、とりわけドナルド・
ラムズフェルド首席補佐官の考えが反映されていた。
ラムズフェルドたちは、ネルソンのリベラル共和主義信奉
が予備選挙におけるロナルド・レーガンとの戦いで不利に
働くと確信していた。
レーガンは、勢力を強めつつある共和党保守の秘蔵っ子だった。
この意思決定の過程にラムズフェルド自身の大統領就任と
いう野望が大きな役割を果たしたことは
少なくともネルソンの頭の中では疑う余地がなかった。>
ネルソン・ロックフェラーは、副大統領退任から2年後の
1979年、70歳で亡くなりました。
ネルソンのライバル、
ラムズフェルドも大統領にはなれなかった。
彼は、亡くなる間際に、何を考えたのでしょうか。
ラムズフェルドさんのご冥福をお祈りいたします。
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