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【裏】ロシア政治経済ジャーナル No.91
2021/5/28
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★バイデン、新型コロナウイルス【武漢研究所起源説】調査を命令
全世界の裏ＲＰＥ読者の皆さま、こんにちは！
北野です。
先日表メルマガで、トランプさんが、また「新型コロナウ
イルス【武漢研究所起源説】」を主張している」という話
をしました。
中央日報5月26日。
＜トランプ前米大統領が「新型コロナウイルスは
中国の武漢研究所から流出した」と主張した。
米国メディアによると、トランプ前大統領は２４日にＦＯＸ
ニュースとのインタビューで「新型コロナウイルスが研究
所から出た可能性があるというが、『可能性』という単語
を省いても構わないと考える」と話した。 続けて
「新型コロナウイルスが実験室から出たということに疑い
の余地はない」
と主張した。＞
「新型コロナウイルスが実験室から出たということに疑い
の余地はない」
「疑いの余地はない」そうです。
そして、ポンペオさんも参戦してきました。
＜ポンペオ前国務長官もこの日ＦＯＸニュースとのインタ
ビューで、ウイルスが武漢研究所から出てきたことを確信
するとし、真相を明らかにしなければ同様の感染症の大流
行が再び発生する可能性があると主張した。 ポンペオ前
長官は
「彼らがウイルスを隠蔽したことを確実にわかる。われわ
れがこれまで見た証拠が実験室流出説と一致するという点
がわかるだろうと確信する。
中国は何が起きたのか知っている。
だれが最初の感染者で、（ウイルスが）どこから始まった
のか正確に知っている」
と強調した。＞（同上）
▼バイデン、「新型コロナ【武漢研究所起源説】調査」を命令
そして、なんとバイデンさんも参戦してきました。
こちらはさすがに「紳士的」で、
「武漢研究所から流出したことは疑いない」
とはいいません。
調査を要求したのです。
Wow! Korea 5月28日。
＜26日（現地時間）バイデン大統領は、今年の8月まで
情報当局に新型コロナの起源を再び調査することを指示
した。
「中国武漢研究所の職員3人が、新型コロナの初の発病
報告の直前である2019年11月に、病院での治療が必要
なほどの状態であった」
という米国の諜報報告が明らかになったことで、「武漢
起源説を再び調査すべきだ」という世論が高まったため
である。＞
▼情報戦の視点から考えると
今世界は、「米中覇権戦争」を軸にまわっています。
両国とも核超大国ですから、大規模な戦闘はできません。
そのため、戦争は「別の形態」がメインになります。
情報戦、外交戦、経済戦、代理戦争。
情報戦の目的は、「敵国」（つまり中国）を
「悪魔化」すること。
情報戦の観点から見ると、アメリカ最大の武器は
「ウイグル問題」でしょう。
「100万人強制収容している」
「ウイグル人女性に不妊手術を強制している」
「事実上の民族絶滅政策をしている」
「民族大量虐殺(ジェノサイド）をしている」
など、まさに「悪魔的」です。
これらの事実が、拡散されるにつれて、
世界中が反中国になってきました。
もう一つは、「新型コロナウイルス」ですね。
トランプさんは、毎日毎日「チャイナウイルス」と
繰り返し、中国悪魔化に専念していました。
ところがバイデンさんは、就任するとほとんど即座に
「チャイナウイルス」という用語の使用を禁止した。
それで、「バイデン政権は、このネタは
情報戦で使わないのかな」と思われた。
しかし、最近の動きを見ていると、
近い将来「情報戦の武器」として復活するかもしれません。
注目していきましょう。
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