【裏】RPEJournal=======================================
【裏】ロシア政治経済ジャーナル No.541
2026/2/5
=======================================================
★歴史革命(受験生には読ませないでください)
全世界の裏RPE読者の皆さま、こんにちは!
北野です。
今回は、「歴史革命」についてです。
出所は、東北大学名誉教授・田中英道先生の、
◆『日本の起源は日高見国にあった~縄文・弥生時代の歴史的復元』
詳細は↓
https://amzn.to/49ZSVtJ
です。
件名に「受験生には読ませないでください」と書きました。
その理由は、田中先生の説をそのまま書いたら、受験に受からなくなるからです。
しかし、すでに受験を気にしない大人は、「歴史革命」を楽しみましょう。
何が革命なのでしょうか?
田中先生は、かつて日本に「日高見国」(ひたかみのくに)が存在したと主張されています。
『日本書紀』にもでてくるそうです。
第12代景行天皇の時代に、武内宿禰(すくね)が北陸・東北諸国を視察した。
その報告に、「東方にある広大で肥沃な土地」として、「日高見国」(ひたかみのくに)が出てくる。
もう一つ、ヤマトタケルノミコトが東征したときの最終の訪問地が「日高見国」(ひたかみのくに)でした。
鎌倉時代にできた『日本書記』の注釈書『釈日本紀』には、「日高見国」(ひたかみのくに)の解説がある。
それによると常陸国(今の茨城県)にあったのが、「日高見国」(ひたかみのくに)だそうです。
平安時代の祝詞「大祓詞」に、日本全体を示す言葉として、「大倭日高之国」という表現が使われている。
つまり、当時の人たちは、日本は「倭=大和」と「日高見国」(ひたかみのくに)の二つの国から、あるいは二つの国が合体してできたという認識を持っていた。
中国の歴史書『旧唐書』(10世紀成立)、『新唐書』両方に、「小国が大国倭国を併合して日本と名のる」と説明している。
つまり、日本は「小国=「日高見国」(ひたかみのくに)」が、大国「倭」を併合することで成立した国であると。
ここまで、すべて田中先生の主張です。
田中先生によると、「日高見国」(ひたかみのくに)は古代エジプトに近い祭祀国家で、エジプトと並ぶ、あるいはそれよりも歴史の深い文明を持っていた。
縄文時代、日本列島の人口は、その90%が関東・東北に集中していた。
『古事記』『日本書記』に描かれた神話は、「日高見国」(ひたかみのくに)の人々の歴史である。
アマテラスは、関東を本拠とする太陽神。
国譲りは関東勢力による統一事業。
天孫降臨は関東から西国に向けて行われた遠征事業。
私を含む普通の人は、「・・・・・そんな話は一度も聞いたことがありません」です。
田中先生は、「聞いたことがない理由」について、こう解説されています。
〈この二〇~三〇年の間、日本の歴史研究の世界では、特に考古学的な分野での事物、事実的根拠において、めざましい発見が相次いでいます。
一九九二年から開始された三内丸山遺跡(青森県)の本格的調査をはじめとする大集落型の縄文遺跡発掘、放射性炭素年代測定による遺物の年代の再調査、DNA解析と考古学の組み合わせによる文化伝播の見直し、遺跡発掘調査から解析された縄文・弥生時代の日本列島人口分布の実態などから、研究者の直観や印象に頼ることのない、すがすがしい「事実」が次々に発見されています〉
(18~19p)
要するに、田中先生の歴史観は、科学技術の進歩によって、ここ20~30年にわかってきた新事実が基になっている。
だから、私たちは知らないのだと。
私は歴史家ではないので、田中先生の説が「正しい」とも「正しくない」ともいえません。
ただ、「めちゃくちゃ面白い」とはいえます。
田中先生は、一冊丸ごと「日高見国」(ひたかみのくに)について書かれています。
是非ご一読され、「そうなのかな」「そうではないのかな」と考えてみてください。
◆『日本の起源は日高見国にあった~縄文・弥生時代の歴史的復元』
詳細は↓
https://amzn.to/49ZSVtJ
◆重要PS
「も~ひとりで~あるけない~、とき~の風がつよすぎて~~~」
世界情勢、変化が激しいですね。
今年になってからも、
「米軍 ベネズエラのマドゥロ大統領を誘拐」
「イランで大規模デモ。6000人が死亡」
「カナダ首相が『脱アメリカ宣言』」
「トランプ、グリーランド領有に意欲」
などなど、驚くべきことがたくさん起こっています。
しかし、世界の中には、これらの事件に【 驚かない集団 】がいます。
誰でしょう?
そう、【 パワーゲーム会員 】の皆さんです。
パワーゲーム会員の皆さんは、たとえば、
・2021年12月、「ロシアがウクライナに侵攻する可能性があること」を知った(実際の侵攻は2022年2月)。
・2023年8月、「中東で戦争が起こる可能性」を知った(イスラエルvsハマス戦争勃発は2023年10月)。
・2024年12月、「2025年にイスラエルとアメリカがイランの核施設を攻撃する可能性が高いこと」を知った(イスラエルとアメリカのイラン核施設攻撃は2025年6月)
・2025年12月、「アメリカがベネズエラに侵攻する可能性が高いこと」を知った(ベネズエラ侵攻は2026年1月3日)。
というわけで、パワーゲーム会員の皆さんは、全世界が驚いているのに、【 驚かない生活 】を送っています。
彼らは、世界情勢の裏側、大国の意図、戦略、地政学、行われているプロパガンダを正しく理解している。
その知識と知恵を、経営や投資に活かし、成功と繁栄の道を歩んでいます。
日本のオールドメディア、インターネットだけ見ていたら、【翻弄される人生】から抜け出すことはできません。
あなたも、日本のスーパーエリート数千人が学んでいる『パワーゲーム』で、世界の正確な現状と来るべき未来を知ってください。
詳細はこちら↓
http://in.powergame.jp/kipg_2503_tora?cap=kmag
▼▼「おたよりコーナー」へ
=======================================================
★中里先生からのメール
北野様
中里です。
いつも素晴らしいメルマガをありがとうございます。
2月3日配信の「【裏RPE】★『関西奠都論』(日本の大問題と解決法)」についてです。
> しかし、はっきりしているのは、【 東京一極集中はヤバイ! 】ということです。
> 首都直下型地震が起きて日本が完全に麻痺する前に、対策を講じなければなりません。
> 私たちもこの大問題について考えはじめましょう。
> 政府を動かす前に、私たちが意識を変えておく必要があります。
まさに上記の通りだと思います。
なお、日本維新の会に配慮した結果と推測され、自民党自身はどこまで本気かは不明ですが、
昨年11月21日に閣議決定された
「『強い経済』を実現する総合経済対策~日本と日本人の底力で不安を希望に変える~」
の
「第2の柱:危機管理投資・成長投資による強い経済の実現」「防災・減災・国土強靱化の推進」
に
「副首都機能の整備」という項目が含まれています。
それと、地震などの自然災害のみならず、国防などの観点からも【 東京一極集中はヤバイ! 】です。
満州事変を成功させ、二二六事件鎮圧に活躍した石原莞爾は、国防、なかでもエアパワーへの対処(当時は航空機、現在はミサイルやドローン)の側面から防空に強い都市構造の構築を提唱していました。
> 編集後記
> 関西奠都」が実現したとして、最悪「東西の都が崩壊」という可能性もゼロではありません。
> 首都直下型地震」「南海トラフ地震」両方にかぶらない場所というと、日本海側でしょうか。
>とはいえ、「能登半島地震」もありましたし。
> 実に悩ましいです。
>いずれにしても、東京一極集中は、まずいです。
> 複数の拠点を作っておくべきでしょう。
「複数の拠点を作っておくべき」と言うのは全面賛成です。
前にも紹介した古史古伝、太平洋戦争、石原莞爾等に関する著作が多数ある佐治芳彦氏は、『世界最終文明と日本』(徳間書店、1997年)の中で「転都」を提唱してます(252-253頁)。
前にも紹介しましたが、佐治氏の「転都」のアイデアを踏まえて私が書いた記事が下記です。
◆リスク分散と新時代への離陸に向け首都移転を
https://note.com/terrace_ifa/n/nc2eea7145351
◆国土強靱化、地方創生を実現できる「転都」
https://www.dir.co.jp/report/column/20140902_008891.html
本日(2月4日)配信の「【裏RPE】★北野が信頼する情報源」の「おたよりコーナー」で「南の国の老人さま」がご主張されている
「また首都は一国にひとつ東京で良い、某国の工作にのって日本を分断させてはなりません」
への解の一つになるのが「転都」だと考えてます。
「自然災害などにより首都が機能停止状態に陥った場合は、即座に首都予備群のなかの一つに移動」するわけです。
既に北海道の札幌、東北の仙台、中京の名古屋、九州の福岡などは各地方の中心都市として機能してると思うので、東京に何かあった場合にはそれらの都市が首都となれば良く、複数の首都が存在することにはなりません。
なお、他の地域にも中心都市はありますが、地元の方と関東在住者では見解が異なると思うので(上記も異論あると思います)、
ここでは触れませんでした(^^;。
今後ともよろしくお願いします。
★北野から
中里先生、ありがとうございます!
〈「また首都は一国にひとつ東京で良い、某国の工作にのって日本を分断させてはなりません」
への解の一つになるのが「転都」だと考えてます。
「自然災害などにより首都が機能停止状態に陥った場合は、即座に首都予備群のなかの一つに移動」するわけです。
既に北海道の札幌、東北の仙台、中京の名古屋、九州の福岡などは各地方の中心都市として機能してると思うので、東京に何かあった場合にはそれらの都市が首都となれば良く、複数の首都が存在することにはなりません〉
ーー
「なるほど!!!」
と思いました。
この問題、日本政府にも考えてもらえるよう、働きかけていきましょう。
★北野への応援メールは
tjkitanojp〇yahoo.co.jp
(〇を@にかえてください。)
まで。
▼▼「編集後記」へ
=======================================================
★編集後記
田中英道先生は、昨年亡くなられました。
83歳でした。
私は、ダイレクト出版のオフィスで、なんどか田中先生を見かけたことがあります。
亡くなられたこと、とても残念です。
しかし、田中先生が残された超絶面白い本がたくさんあるのが救いです。
北野幸伯
=======================================================
○メールマガジン「【裏】ロシア政治経済ジャーナル」
発行者 北野 幸伯
Copyright (C)RPE JournalAll Rights Reserved. 358
=======================================================
...
|