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     【裏】ロシア政治経済ジャーナル No.536


                       2026/1/31


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★トランプが国連をつぶす

全世界の裏RPE読者の皆さま、こんにちは!

北野です。

国連が財政危機に陥っています。

『ロイター』1月30日付。
『国連事務総長、財政危機を警告 7月に運営費枯渇の可能性も』



〈国連のグテレス事務総長は加盟国に対し、分担金の未払いなどにより、国連が財政運営を巡る差し迫った危機に直面していると警告した。

「危機は深刻化し、事業の実施が脅かされている。
財政破綻のリスクが高まり、近い将来さらに悪化するだろう」と指摘。

7月までに運営費が不足する可能性があるという。〉
ーーー



なぜ、国連は財政危機に直面しているのでしょうか?



〈米国は国連機関への拠出金を大幅に削減しており、通常予算と平和維持活動に関する予算への拠出金の支払いを拒否している〉
ーー



アメリカが、国連にお金を払わないことが、財政危機の理由なのです。

ちなみに国連の分担金は、加盟国の経済規模で決まります。

アメリカは世界一の経済大国なので、分担金は全体の22%。

これを払ってくれないので、国連が財政危機に陥っている。


「アメリカ・ファースト」「お金儲けファースト」「単独行動主義」のトランプさんは、国際機関を重視していません。

それで、国連への分担金支払いは、「アメリカが損する」ということなのでしょう。



国連が誕生して、今年は81年目です。

正直、「限界が来ているかな」とも思います。

というのも国連には、「致命的欠陥」があるからです。

何でしょうか?


国連は、【 世界の紛争を解決できない構造 】だからです。


実際、国連は2022年にはじまったウクライナ戦争、2023年にはじまったイスラエルvsハマス、ヒズボラ、フーシ派、イラン戦争を止めることができませんでした。

なぜ国連は、「世界の紛争を解決できない構造」なのでしょうか?


ウクライナ戦争を見ると、欧米はウクライナを、中国はロシアを支援しています。

つまり、これはアメリカと中国の「代理戦争」なのです。


中東戦争を見ると、アメリカはイスラエルを、中国・ロシアはイランを支援しています。

これも、アメリカと中国の「代理戦争」なのです。


そして、アメリカと中国は、国連で強制力をもった決定を下せる唯一の機関「安全保障理事会」で【 拒否権 】を持つ
【 常任理事国 】です。

ところが、国連安保理は、


侵略国家ロシア、

イランが支援するハマスが、イスラエルを奇襲し1200人を大虐殺したこと、

イスラエルが、ガザ地区の民間人を大量に殺したこと、


などについて制裁を科すことができません。

ロシアに制裁を科そうとすれば、常任理事国であるロシア、そして中国が反対する。

イランに制裁を科そうとすれば、ロシアと中国が反対する。

イスラエルに制裁を科そうとすれば、常任理事国アメリカ、イギリスが反対する。


これが、「国連は、【 世界の紛争を解決できない構造 】」の意味です。


国連はこれからどうなっていくのでしょうか?

日本は、国連の中で「敗戦国」です。

国連改革で「日本を常任理事国に」という話もありますが、中国、ロシアが反対するので不可能でしょう。

では、国連に代わる、「新しい世界的国際機関」を創るのはどうでしょうか?

トランプが最近、「平和評議会」というのを立ち上げました。

日本は「様子見」みたいですが。

私は、日本は国連にいても永遠に「敗戦国」なので、新しい国際機関にはどんどん参加すべきだと思います。

(@「国連から離脱しろ」という意味ではありません。念のため。)

そこで日本は「敗戦国」ではないのですから。


皆さんは、今の国連、これからの国連について、どう思いますか?



◆重要PS

「も~ひとりで~あるけない~、とき~の風がつよすぎて~~~、あ~傷つくことなんて~、慣れてはず~だけど今は~」

世界情勢、変化が激しいですね。

今年になってからも、

「米軍 ベネズエラのマドゥロ大統領を誘拐」

「イランで大規模デモ。6000人が死亡」

「カナダ首相が『脱アメリカ宣言』」

「トランプ、グリーランド領有に意欲」

などなど、驚くべきことがたくさん起こっています。

しかし、世界の中には、これらの事件に【 驚かない集団 】がいます。

誰でしょう?

そう、【 パワーゲーム会員 】の皆さんです。

パワーゲーム会員の皆さんは、たとえば、


・2021年12月、「ロシアがウクライナに侵攻する可能性があること」を知った(実際の侵攻は2022年2月)。

・2023年8月、「中東で戦争が起こる可能性」を知った(イスラエルvsハマス戦争勃発は2023年10月)。

・2024年12月、「2025年にイスラエルとアメリカがイランの核施設を攻撃する可能性が高いこと」を知った(イスラエルとアメリカのイラン核施設攻撃は2025年6月)

・2025年12月、「アメリカがベネズエラに侵攻する可能性が高いこと」を知った(ベネズエラ侵攻は2026年1月3日)。


というわけで、パワーゲーム会員の皆さんは、全世界が驚いているのに、【 驚かない生活 】を送っています。

彼らは、世界情勢の裏側、大国の意図、戦略、地政学、行われているプロパガンダを正しく理解している。

その知識と知恵を、経営や投資に活かし、成功と繁栄の道を歩んでいます。

日本のオールドメディア、インターネットだけ見ていたら、【翻弄される人生】から抜け出すことはできません。

あなたも、日本のスーパーエリート数千人が学んでいる『パワーゲーム』で、世界の正確な現状と来るべき未来を知ってください。

詳細はこちら↓
http://in.powergame.jp/kipg_2503_tora?cap=kmag



▼▼「おたよりコーナー」へ
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★上村さまからのメール


北野先生

お世話になっております。

上村です。


@BSスペシャル 真実をめぐる攻防 ~アメリカ ファクトチェックの最前線~
1月30日 金曜 22:45 -23:45 NHK BS
2月3日 火曜 11:00 -12:00 NHK BS

米国を代表するファクトチェック団体、ポリティファクト。

トランプ政権の誕生で急増するフェイク情報。

身の危険を感じながらも、中立の立場で真実を暴く記者たちに密着。

ファクトチェック団体、ポリティファクトは、2008年の米大統領選での活動が評価され、ピュリツァー賞を受賞した。

去年、トランプ政権の発足でフェイク情報は急増し、その対応に追われている。

トランプ氏の発言、民主党側の発言、AIによる画像や音声をチェックし、真実を暴く。

しかし、記者を脅迫するコメントが多数寄せられるなど、課題に直面している。

ポリティファクトに密着し、米国のファクトチェックの最前線を追う。



@クローズアップ現代 ロシアに不協和音?ウクライナ侵攻4年 停戦の行方は
2月2日 月曜 19:30 -19:57 NHK総合1

軍需経済の減速、愛国ブロガーの政権批判、若者に人気の反戦歌…和平交渉に強硬姿勢を崩さないプーチン大統領のロシアにいま不協和音が。

停戦の行方は?

独自取材で迫る。

ロシアによるウクライナ侵攻からまもなく4年。

ロシア国内の独自取材からは異変の兆候が浮かび上がってきた。

軍需経済は減速、プーチン大統領に忠誠を誓う愛国ブロガーからは政権批判が相次ぐ。

路上ミュージシャンの反戦歌も人気を集め、厭戦気分の高まりが指摘されている。

さらにプーチン政権は「帰還兵」が引き起こす問題に慎重な対応を迫られていることも見えてきた。

停戦はいつ?

ロシアで広がり始めた不協和音の行方に迫る。



@100分de名著 ヤスパース“哲学入門” ?(1)哲学とはどんな営みか?
2月2日 月曜 22:25 -22:50 NHK Eテレ1

人は「当たり前の幸せ」を求めて生きている。

だが、その「当たり前」が打ち砕かれてしまう瞬間が人生にはある。

哲学者ヤスパースは、それを「限界状況」と呼び分析する。

難病を患う、愛する者と死別する、避けようのない挫折に陥る…といった「限界状況」。

それが不可避的に哲学を始めてしまうきっかけになるというヤスパース。

その時に、人は「かけがえない個」を見出し、唯一の人生を生き始める。

そのあり方をヤスパースは「実存」と呼んだ。

第一回は、「限界状況」という概念を読み解きながら、哲学という営みがどのように始まるのか、そもそも哲学という営みとはどんなものなのかを探る。



@BSスペシャル ウクライナ ロシア 捕虜たちの帰還
2月6日 金曜 22:50 -23:50 NHK BS

ウクライナとロシアの間で捕虜交換が始まっている。

愛する人は帰ってくるのか。

しかし事前に誰が帰還するのか確たる情報はない。

喜びと絶望が交錯する捕虜交換に密着した。

ウクライナでは、捕虜交換で6千人近くが帰国した。

愛する人との再会。

しかし平穏な生活が待っているわけではない。

多くの人がPTSDに苦しむ。

ウクライナ側にも交換要員となる4千人のロシア兵捕虜がいる。

その中に捕虜を殺害し、戦争犯罪に問われたロシア兵がいる。

彼を自国の兵士を救うために、罰することなく送り返していいのか、議論が起こっている。

捕虜交換のドラマとロシア兵の裁判が同時進行する、衝撃のドキュメント。



それから、直近では1月20日なのですが、時々「見れる」という「ら抜き言葉」が使われるのが気になります。

よろしくお願いいたします。


★北野から

上村様、貴重な情報、ありがとうございます!

どれも興味深いです。

それと言葉づかいに関するご指摘ありがとうございます。

私は28年間モスクワに住んでいたので、時々「日本語がおかしい」といわれます。



★北野への応援メールは

tjkitanojp〇yahoo.co.jp

(〇を@にかえてください。)

まで。


▼▼「編集後記」へ
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★編集後記


我が家では、「とても寒い日」「とても暑い日」に一瞬停電します。

数十秒で自動的に復旧しますが。

我が家の電力使用量が多すぎるということなのでしょうか。

すぐ復旧するので、ほとんどの場合問題はないですが。

寝てる間に停電が起きたらしく、エアコンが切れてしまったことがありました。

目が覚めたら寒かったので、「なんじゃこりゃ!」と思ってすぐエアコンをつけました。

一階もエアコンが切れていて、トミーが(暖かい)冷蔵庫の上で寝ていました。


北野幸伯


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