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【裏】ロシア政治経済ジャーナル No.520
2026/1/6
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★トランプの「国家安全保障戦略」とベネズエラ侵攻、そしてその次のターゲットは?
全世界の裏RPE読者の皆さま、こんにちは!
北野です。
1月3日に起きた米軍のベネズエラ侵攻と、マドゥロ大統領誘拐事件。
昨日は、「米中覇権戦争」の視点から考察しました。
今日は、2025年12月5日に発表されたトランプ政権の
「国家安全保障戦略」から考えてみます。
トランプの「国家安全保障戦略」は、これまでのものと大きく異なっています。
アメリカはこれまで、欧州、中東、アジア、三つの地域を重要視していました。
この三つの地域を支配することで、世界を支配するのです。
ところが、トランプの「国家安全保障戦略」で、中東にはほとんど触れられなかった。
欧州方面では、ロシアを「脅威」と呼ぶことをやめました。
アジア方面を見ると、中国も「脅威」ではなく、「競争国」になりました。
トランプの「国家安全保障戦略」、最大の特徴は、
「西半球」「南北アメリカ」を重視する姿勢を鮮明にしたことです。
トランプ・アメリカにとって、南北アメリカは「縄張り」であり、他国の介入を許さない。
南アメリカは、アメリカ合衆国の「裏庭」などと呼ばれてきました。
しかし、その割に「反米」「親中国・親ロシア」の国が多いのです。
例を挙げれば、キューバ、ベネズエラ、ニカラグア、メキシコ、ホンジュラス、
コロンビア、ペル-、チリ、ボリビア、ブラジルなど。
トランプは今回、マドゥロを誘拐し、南米一の石油大国ベネズエラに
「親米傀儡政権」を樹立する。。
これで終わるつもりはなく、これからコロンビア、メキシコ、
キューバなどに軍事介入する可能性があります。
『読売新聞』1月6日付。
『トランプ氏、コロンビアに攻撃意欲「もう長くは続かない」…麻薬巡りメキシコにも不満』
〈「コロンビアはコカインの製造と米国への販売を好む病んだ男が統治している。もう長くは続かない」
トランプ氏は4日、大統領専用機内で記者団にこう述べ、麻薬対策が不十分だとして昨年10月に制裁を科したコロンビアのグスタボ・ペトロ大統領を改めて批判した。
政権転覆を狙うかのような発言に記者団から「米軍が攻撃するのか」との質問が飛び、トランプ氏は「賛成だ」と応じた。〉
〈トランプ氏は、合成麻薬フェンタニルの経由地になっている隣国メキシコへの介入にも前向きだ。
4日も「メキシコを統治しているのは(麻薬)カルテルだ」と言い放ち、「我々が何か手を打たなければならない」と主張した。〉
〈中南米を含む西半球を勢力圏と見なして関与を強めるトランプ政権を巡っては、社会主義国キューバの体制打破も狙うのではとの臆測が絶えない。
警戒を強めるキューバのミゲル・ディアスカネル大統領は3日の演説で、「帝国主義を打倒せよ。ここは裏庭でも、係争地でもない」と語気を強めた。だが、依存していたベネズエラの石油が途絶えるのは必至で、トランプ氏は「キューバは崩壊寸前だ」と余裕だ。〉
ーー
というわけで、「国家安全保障戦略」に沿ってトランプは今後、コロンビア、キューバ、
メキシコなどに軍事介入する可能性があります。
その意味は、何でしょうか?
トランプは、中東、欧州への介入を最小限にする
競争国・中国について、日本、オーストラリア、韓国など同盟国と共に、
「台湾侵攻」を阻止する。
トランプは、「縄張り」である、南北アメリカから、親中勢力、親ロシア勢力を駆逐する。
つまり、トランプ・アメリカは、世界単独覇権をあきらめ、
西半球・南北アメリカを支配する【 地域覇権国家 】になる。
別の言葉で、【 多極世界を認める 】ということ。
トランプは、「アメリカを再び偉大に!」と宣言していますが、
すでに「アメリカ一極世界の復活は不可能」と言うことを理解しているのでしょう。
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★鈴木さまからのメール
北野先生
いつも応援しております。
現代君主論、2023年既に購入させていただいていたので再度、拝見させていただいているのですが、
「あれ?!トランプさんってもしかして、国益をまさにわかっている人なの?!国益に純粋に行動しているトランプさんて、実はある意味正しいの!?」
と思って衝撃を受けました。
以前、購入当時は、トランプ政権ではなかったので、あまりピンと来なかったのですが。
また、勉強させていただきます。
ありがとうございます。
★北野から
鈴木さま、ありがとうございます!
確かにトランプは、「アメリカ・ファースト」「金儲けファースト」「単独行動主義」でまい進しています。
ただ、考えないといけないのは、「国際社会の反応」ですね。
ブッシュ(子)は、ウソの理由でイラクを攻撃し、アメリカの没落を速めました。
トランプも、アメリカの信用、信頼を失い、どんどん孤立を深めています。
どこでも嫌われるのは、「自己中心すぎる人」「自己中心すぎる国」です。
私は、トランプがアメリカに?栄をもたらすとは思いません。
★北野への応援メールは
tjkitanojp〇yahoo.co.jp
(〇を@にかえてください。)
まで。
▼▼「編集後記」へ
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★編集後記
昨日、『夫に間違いありません』というドラマを見ました。
夫が蒸発した。
しばらくして、水死体が発見されました。
主人公の聖子さんは、警察に呼ばれます。
そこには、夫のマイナンバーカードがあった。
そして、死体の手をみると、夫と同じ場所に二つのほくろがあった。
聖子さんは、「夫に間違いありません!」と断言しました。
その後聖子さんは、夫の生命保険5000万円を受け取ります。
夫と二人でやっていた食堂をリフォームし、借金を返済しました。
認知症気味の義母(夫の母親)と息子、娘と、ささやかながら
幸せな生活を取り戻していきました。
ところが一年後、亡くなったはずの夫が、戻ってきたのです。
聖子さんは、「夫のマイナンバーカード」と「手の特徴的なほくろ」を見て、
大間違いしたことに気がつきました。
彼女は夫に、「すぐに警察にいかなきゃ」といいます。
ところが戻ってきた夫は、「警察に行けば、保険会社から5000万円の
返済を求められる。返せるのか?」と問い詰めます。
聖子さんは、それが不可能であることを悟り、十分なお金がたまるまで、
夫が生きていることを隠すことにしたのです。
夫は一年間、どこで何をやっていたのでしょうか?
見つかった水死体は誰だったのでしょうか?
ヤバイうそをついてしまった聖子さんと家族は、どうなってしまうのでしょうか?
というのが一話の内容でした。
人生の反面教師として、とても有益な話だろうと思いました。
気になる方は、見てみてください。
一話はTverでごらんいただけます。
予告はこちら。↓
https://www.youtube.com/watch?v=E10yXaBC4Jg
北野幸伯
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