【裏】RPEJournal=======================================
【裏】ロシア政治経済ジャーナル No.514
2025/12/24
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★トランプ【グリーンランド買収】に意欲、「グリーンランド特使」を任命
全世界の裏RPE読者の皆さま、こんにちは!
北野です。
私は、トランプさんについて、「有言実行だ」といってきました。
彼は、思ったことを言って、言ったことを実行しようとします。
ですから、トランプさんは、複雑ではなく、とてもわかりやすいのです。
とはいえ、彼が言ったことをすべて実現できるわけではありません。
わかりやすい例は、「俺が大統領になったら、24時間でウクライナ戦争を終わらせる」。
24時間どころか、就任11カ月経っても終わらせることができません。
トランプには、「ウクライナへの資金・武器供給を停止し、
プーチンの要求を丸のみする」という作戦がありました。
ところが、プーチンが「危機の根本的原因を排除しなければならない」と、
当初より高めの要求を出してきた。
それで、実現しませんでしたが、トランプは停戦を試みたのです。
さて、トランプが「有言実行」であるなら、これから世界で驚愕な事態が
いくつも起こってくる可能性があります。
トランプさんの仰天発言。
たとえば、
「グリーンランドを買収する!」
「カナダは、アメリカの51番目の州になれ!」
「パナマ運河を取り戻す!」
「ガザ地区はアメリカが所有する!」
などなど。
この中で、「グリーンランドを買収する!」発言、やはり本気であることがわかってきました。
というのも、トランプが「グリーンランド担当特使」を任命したからです。
『BBC NEWS JAPAN』12月23日。
『トランプ氏、グリーンランド担当特使を任命 アメリカが「所有しなければならない」と』
〈アメリカのドナルド・トランプ大統領は21日、デンマーク自治領グリーンランドを担当する特使を任命した。
トランプ氏はかねて、グリーンランドをアメリカに併合したい考えを示しており、この北極圏の巨大な島を領有するデンマークとの間に新たな対立が生まれている。
アメリカのグリーンランド担当特使にトランプ氏が任命したのは、ルイジアナ州のジェフ・ランドリー知事(共和党)〉
ーー
〈トランプ氏はかねて、グリーンランドをアメリカに併合したい考えを示しており〉
なので、「グリーンランド特使」を任命した。
まさに「有言実行」です。
〈ランドリー氏の新たな役割に関するBBCの質問に対しては、アメリカが「国家防衛」のためにグリーンランドを必要としており、「私たちはそれを手に入れなければならない」とトランプ氏は回答。
ランドリー氏が「先頭に立って取り組む」とした〉
ーー
「私たちはそれ(グリーンランド)を手に入れなければならない」そうです。
〈手中に収めるためには武力行使も排除しないとするトランプ氏の姿勢は、デンマークに衝撃を与えている。
デンマークは北大西洋条約機構(NATO)加盟国で、歴史的にアメリカと緊密な関係を築いてきた〉
ーー
トランプが、グリーンランドを支配するために武力行使すれば、
習近平やプーチンに匹敵する巨悪になるでしょう。
日本が中国に対抗するためには、トランプ・アメリカとの協力が欠かせません。
何もできませんが、トランプが、デンマーク領グリーランドを侵略することがないよう、願いましょう。
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★Tubockさまからのメール
北野先生
メルマガとPower Gameを拝見しております。
物事に客観的視点を取り入れようとする姿勢、賛同します。
さて、ウクライナに関する個人的印象(見解ではなく、何となく持っている感覚)です。
ロシアの一方的ウクライナ侵攻は、許されるべきことではありません。
しかしながら、感覚には、ウクライナという国自体が、ソ連崩壊時から非常に危うい存在の印象でした。
すなわち、以前は「小ロシア」と呼ばれたように、ロシアと区別して考えることが困難な感じです。
遠くに住んでいる私からすれば、ロシア語とウクライナ語は同じと感じますし、歴史的にも民族的にも非常に近いようです。
(ポーランド人に「ポーランド語を聞いているとロシア語のようだ」と言ったら、非常に気分を害していました。こんな感じでしょうか?)
この2言語の近似性の推移というか違いはどの程度でしょう?
例えば、フランス語(北部標準語)~ 南部フランス語(プロバンス語)~ カタロニア/カタルーニャ語(スペイン語の西部方言?)と比べると、標準フランス語とカタルーニャ語の違い程度でしょうか?
ソ連の国境引きに無理があったのが今回の侵攻がしやすくなった一因でしょう。
(そうでなくとも、ロシア人はウクライナ全土はロシアと思っているようですが。。。)
ウクライナが人工国家(国境線が人為的に引かれた)ために、その存在が、より危うくなっているのでしょう。
トルクメニスタンとウズベキスタンも、国境が必要なのか、疑問です(カザフは、言語的民族的にやや距離があるようです)。
にしても、ロシアとウクライナとベラルーシは、個人的には区別しにくいです。
チェコとスロヴァキアのような感じです。
スロヴァキアも、人工国家(第1次大戦後にオーストリア=ハンガリーを弱体化させるために作られた)と感じています。
アフリカ諸国の国境線も人工的で紛争が絶えません。
プーチンは、西側資本をロシアから追い出して経済を立て直したところまでは支持していましたが、その後、独善性がひとり歩きし、ナチス・ドイツ(初期には見事にドイツ経済を立て直した)のようになってしまいました。
現在は、オスマン帝国のような多民族国家の存在はむずかしく、国は基本的に言語か民族が同じ出ないと対立してしまいます。
人間または動物の、自分の領域を侵されるという本能が刺激されるのでしょうね。
ロシアからすれば、米国など西側資本に自国が侵食されるのが怖いという気持ちはあったでしょう。
侵攻は絶対にいけませんが、考えさせられることはあります。
まとまりなく書きましたが、ふだん思っている疑問です。
★北野から
ありがとうございます!
私は、ロシア語をほぼ100%聞き取ることができますが、ウクライナ語を聞いても理解できません。
ロシア語、ウクライナ語共通の単語や文字は理解できますが、話を聞いてもわかりません。
しかし、興味深いことに、ロシア人がウクライナ語を聞くと、ほとんど理解できるようです。
ウクライナに関しては、2014年まで「親欧米派」と「親ロシア派」が半々ぐらいでした。
「クリミア併合」「ウクライナ内戦」「ウクライナ侵攻」を通して、反ロシア感情が高まり、ウクライナとロシアの友好は絶望的になりました。
「戦争ではなく、ウクライナの愛を獲得する他の方法があっただろうに」と思います。
★北野への応援メールは
tjkitanojp〇yahoo.co.jp
(〇を@にかえてください。)
まで。
▼▼「編集後記」へ
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★編集後記
「まぐまぐ大賞2025」の結果が発表されました。
「ロシア政治経済ジャーナル」は、「国際情勢部門」6位でした。
↓
https://www.mag2.com/events/mag2year/2025/list.html?cid=international-situation&aid=46
投票してくださった皆さま、ありがとうございました!
今年、私は皆さんに投票をお願いしませんでした。
理由は、昨年の「まぐまぐ大賞2024」で、「まぐまぐさんは、変わった」と思ったからです。
昨年RPEは、「専門情報部門」9位でした。
全体を見渡すと、「有料メルマガ」の受賞がほとんどで、無料メルマガの受賞は、ほとんどありませんでした。
それで私は、「嗚呼、まぐまぐさんは『有料メルマガ重視』にシフトしたのだ」と思ったのです。
そこで、無料メルマガ発行者である私は今年、がんばるのをやめました。
皆さんに投票をお願いすることもやめたのです。
しかし、ふたを開けてみれば、「国際情勢部門」6位。
2015年の「総合大賞」1位と比べると、見劣りしますが
https://www.mag2.com/events/mag2year/2015/
とてもありがたいです。
「まぐまぐ大賞」に関わらず、これからも
「わけのわからない世界情勢を、世界一わかりやすくお伝えする」
をモットーにがんばっていきますので、引き続き応援お願いいたします!
北野幸伯
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