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     【裏】ロシア政治経済ジャーナル No.484


                       2025/10/19


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★政治家が国民をあまく見てはいけない理由



全世界の裏RPE読者の皆さま、こんにちは!

北野です。



自民党と日本維新の会の連立政権が誕生しそうになってきました。

日本維新の会は、連立の条件として、「国会議員数10%削減」を要求しています。


立憲民主党は、そのことを批判しています。

『ディリー』10月18日から。


〈 野田氏はX(ツイッター)に「まず向き合うべきは『政治とカネ』の問題です」「58日間の臨時国会で定数削減を議論し、結論を出すのは現実的ではありません。順番を誤ってはなりません」と主張した。〉
ーー


これだと、野田さんは、まず「政治とカネ問題に決着をつけて、
その後ゆっくりと議員数削減に取り組むべき」と主張しているようにも見えます。

しかし、泉前代表は、



〈前立憲代表の泉健太氏は「維新が比例の定数削減を掲げた。
これは『国民と議会』の観点で考えねば。起こる変化は

(1)霞が関がより強くなる
(2)議会の力はさらに低下する
(3)国民の声はより届かなくなる
(4)少数政党の議席減 

国際比較では、日本の国会議員は少ない方。
そのうえで立法府の力をどうするのかを冷静に考えよう」と記した。〉
ーー


つまり、立憲民主党は、「国会議員数削減 “そのものに反対”」ということみたいです。

この記事、つづきが面白いです。



〈ネットでは、民主党時代に、「衆院議員定数80削減」を訴え、
衆院選マニフェストにも記されていたとの指摘が相次いでいる。

「民主党時代に定数2割削減を公約に掲げていましたよ?」

「議員定数削減を打ち出したのは野田さんです」

「二枚舌ですか?」

「野田さん辞める時に議員定数削減を約束して解散総選挙しましたよね?」

「どの口が?」

「議員定数削減は賛成の立場ですよね?」

「野田さんが議員定数削減を謳ってましたよね?あれれ?」

「それとも立憲民主党の考えが変わったのでしょうか?」

「あなたたちも民主党時代に定数削減掲げてたでしょ」

「むしろ野田さんは民主党時代議員定数削減に積極的だった」

とツッコミが相次いでいる。〉
ーー


日本国民は、覚えているのですね。

私は、野田さんが代表になった時から、
「立憲民主党、野田さんでは勝てないですよ」と書きつづけてきました。

というのも、野田さんは2012年、総理大臣だった時に、


【 消費税率を5%から10%に引き上げる 】


「三党合意」を主導した人だからです。


野田さんは、消費税率を倍増させる決定を下し、【 暗黒の30年 】を確定させた人。

野田さんや立憲民主党は、
「国民はバカだから忘れているだろう」と思ったのでしょうか?

それとも、そもそも「消費税率を倍増させる決定をし、国民生活を困窮させ、
日本経済を成長できないようにした」という「自覚がない」のでしょうか?

野田さんの内面のことはわかりませんが、私は「両方なのだろう」と思います。


さて、政治家が国民をあまくみているのは、立憲民主党だけではありません。

たとえば自民党。

自民党は2024年12月11日、自公国の幹事長会談で、
「103万円の壁を178万円に引き上げる」ことに合意し、文書を交わしました。

ところが、あっという間に反故にして
「年収200万円以下の人の壁を160万円まで引き上げる」と、
大いに後退させた。

要するに、自民党は、国民民主党と日本国民に、しれ~と「ウソをついた」のです。

これは、とてもマズイことです。

森山さんは、自覚していないかもしれませんが、
これで国民の多くは、自民党に対する尊敬を完全になくました。

こんなにわかりやすいウソを、ついていいはずがありません。


他にもあります。

国民民主党は、参議院選前に山尾志桜里さんを公認しようとして、
支持率が下がりしました。

山尾さんは、不倫相手の奥さんが自殺したことで有名です。

その山尾さんを国民民主党は公認しようとして、支持率が下がった。

「日本国民は忘れていないのだな」と思いました。


参政党は、数々の暴言で知られる豊田真由子さんを
ボードメンバーに迎えると発表した後、支持率が下がりました。

@こんなことを言っていたそうです。↓
https://www.youtube.com/watch?v=jRbp-cFjUQ8


いくつか例を挙げてきました。

これらの例でわかるのは、



「日本国民の記憶力をあまく見ない方がいい」



ということです。

今は、一般人でも、政治家の過去の言動をネットで調べることが簡単にできます。

ですから、野田さん、森山さん、山尾さん、豊田さんなどのことは、忘れられません。

忘れていても、調べたらすぐにバレてしまいます。


それで政治家の皆さんは、なるべくウソをつかず、
一貫性のある発言をすることが必要だと思います。


これは、私たち一般国民にもいえることですが・・・。



◆PS1

@【 重版 】決定!

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◆『新版 日本の地政学』

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旧版になかった「ロシアの地政学」では、ロシアがウクライナを攻めた「地政学的理由」、

プーチンのメンター、アレクサンドル・ドゥーギンの
思想と影響力の実際について書いています。

また、「これから起こること」の章では、
「トランプ時代の世界で起こること」を予測しています。

さらに、「未来の繁栄のための」の章では、
「トランプ時代に日本が進むべき道」を明示しています。

是非ご一読ください。


◆PS2

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なぜ「反中の闘士」トランプは、中国との関税戦争をやめたのでしょうか?

なぜトランプは、中国からの留学生を60万人(バイデン時代の2倍!)も
受け入れるのでしょうか?

「トランプ・アメリカには『アキレス腱』があって、
習近平には逆らえない事情」があることがわかってきました。

詳しくはこちら。↓
https://www.youtube.com/watch?v=w-t-UJEIEJ8&t=29s
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◆PS3

既存のマスコミに疑問を持っている。

しかし、どうしてもプーチンやトランプを「英雄」と思えない方。

あなたの「違和感」は正常です。

というのも、現在の日本の情報空間では、
「米英情報ピラミッド」と「クレムリン情報ピラミッド」が戦っているのですから。

今のウソまみれの情報空間が嫌で、ネット上で真実を探し、
「ついにみつけた!」と思ったら、実は「クレムリン情報ピラミッド」だった。

救われないです。

では、どこに本当の情報があるのでしょうか?

ここにあります。

http://in.powergame.jp/kipg_2503_tora?cap=kmag

是非参加してみてください。


▼▼「おたよりコーナー」へ
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★押上さまからのメール


北野様

いつも分かりやすく鋭いご解説をありがとうございます。

今回の「自民党と日本維新の会による連立協議」には、とても驚きました。

私は、自民党と国民民主党の連立、そして玉木財務大臣の誕生を期待していたため、 玉木さんが自民党との連携のタイミングを逸したことに、残念な気持ちを抱いておりました。

現時点では、北野様のご指摘の通り、 玉木さんが「大増税派」の野田・立憲民主党と組むべきではないことは明白だと思います。

とはいえ、「手取りを増やす!」という主張を野党として続ける道だけでなく、まだ連立政権に入る選択肢も残されているのではないでしょうか。

京都大学・藤井聡先生の解説によれば、 もし自民党と日本維新の会だけで連立を組むことになれば、自民・公明・国民民主の三党で合意していた「ガソリン税暫定税率の廃止」や「壁の178万円への引き上げ」すら、 早期に実現できない可能性が高まるとのこと。

なぜなら、合意していた公明党と国民民主党が野党となり、代わって連立に加わる維新が「国会議員定数の削減」を強く条件に掲げているため、これらの政策が後回しになる恐れがあるからです。

そのため、藤井先生は「今からでも玉木さんは自民党との連携を探るべきだ」と主張されています。

この解説動画を私は10月17日(金)の夜に拝見し、まさにその通りだと思ったものの、「今さら玉木さんが自民党に加わることはないだろう」と半ば諦めておりました。

ところが!

翌10月18日(土)放送の「正義のミカタ」では、 大阪府知事であり日本維新の会の共同代表でもある吉村洋文さんが藤井先生と共演されており、吉村さんも玉木さんも「総理になることが目的ではなく、政策実現が目的であるならば、 今からでも自民党との協議に加わるべきだ」と率直に語っておられました。

藤井先生は大阪都構想の反対派として知られ、維新には批判的な立場ですが、その藤井先生と吉村さんの意見が一致していたことに、可能性を感じました。

この放送は10月25日までTVerで視聴可能です(48分頃から吉村知事が玉木さんについて言及されています)
●政界激変!維新連立入りへ!?吉村洋文代表が生出演!
https://tver.jp/episodes/epny7wszut

残り2日ほどですが、私はまだ自民党・日本維新の会・国民民主党による三党連立の実現を期待しています。

何が起こるか分からない状況ですが、どのような結果であっても、日本がより良い方向へ進むことを願っております。

今後とも、北野様のご発信を楽しみにしております。

いつもありがとうございます。


★北野から

押上様、ありがとうございます!

昼食を食べながら、「正義のミカタ」見させていただきます。



★北野への応援メールは

tjkitanojp〇yahoo.co.jp

(〇を@にかえてください。)

まで。


▼▼「編集後記」へ
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★編集後記


昔、「ウソつきは泥棒のはじまり」といいました。

最近の小学生は、「ウソつきは政治家のはじまり」というそうです。

おそろしい・・・。


北野幸伯


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発行者 北野 幸伯


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