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     【裏】ロシア政治経済ジャーナル No.478


                       2025/9/27


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★逆転しない正義とは



全世界の裏RPE読者の皆さま、こんにちは!

北野です。


私はNHK「朝の連続テレビ小説」を、まともに見たことがありませんでした。

放送時間が平日朝8~8時15分なので、子供時代は、学校に行っていました。

視聴率が50%越えをしたモンスター連ドラ「おしん」(1983~1984年)も、
学校の夏休み、冬休みぐらいしか見れませんでした。

その後、1990年からモスクワにいたので、もちろん見れませんでした。

2011年に一時帰国したら、実家のある松本市を舞台にした
「おひさま」が大流行していました。

見ていない私は、盛り上がりについていけませんでした。

2018年、私は日本に完全帰国しましたが、「朝の連ドラ」を見る習慣がありません。

それで、これまで見ることがありませんでした。


しかし、今年、生まれてはじめて「朝の連ドラ」を全話みました。

朝の8時とか、昼の12時45分からではなく、夕方「NHKプラス」で見ました。

「見よう」と思った理由は二つあります。

「あんぱん」は、「アンパンマン」の産みの親・やなせたかしさんと
奥さん・のぶさんの生涯がモデルになっていること。

脚本が「ドクターX」の中園ミホさんであること。


私は、「実話ベース」の本、ドラマ、映画が好きです。

完全ノンフィクションのヒーロー物やタイムリープ物も面白いですが、
「実話ベース」の方が好きです。

本当に、「事実は小説より奇なり」ということがあり得るからです。


学校の歴史の授業で、偉人の人生は「ちょろっと」触れられるだけです。

学ぶ量が膨大なので、一人にじっくり時間を割けないのはわかります。

それでも、偉人の人生を、1行ですませてしまうのは、悲しいです。


それで、私は「実話ベース」の本、ドラマ、映画が好きです。

たとえば、司馬遼太郎さんの


◆『竜馬がゆく』

詳細は↓
https://amzn.to/48zVa6q


などは、何度も読みました。

『竜馬がゆく』について、「ここが史実と違う!」と批判する人がいるのは、
興味深いです。

司馬遼太郎さんは、坂本龍馬の「伝記」ではなく、「小説」を書いたのですから。

「史実と違う!」と怒るのは、おかしいでしょう。


さて、「あんぱん」。

たくさんフィクション部分があることを含めても、実に面白かったです。

主人公は、やなせたかしさんではなく、やないたかしさん。

奥さんは、池田のぶではなく、浅田のぶ。

二人が幼馴染という「設定」から始まりました。

しかし、


・たかしさんが戦争に行って、戻ってきたこと

・たかしさんの弟が戦死したこと

・のぶさんの一度目の結婚相手は、戦争から戻ってきたが、その後まもなく病死したこと

・のぶさんが代議士の秘書になるために高知から東京に出たこと

・たかしさんが、のぶさんを追って東京に出たこと

・たかしさんが、デパートに勤めていたこと

・たかしさんが、「手のひらを太陽に」を作詞したこと

・たかしさんが、ミュージカル「見上げてごらん夜の星を」の舞台美術を手掛けたこと

・たかしさんが、手塚治虫に依頼され、アニメ映画『千夜一夜物語』のキャラクターデザインをしたこと

・「アンパンマン」が当初全然評価されず、売れなかったこと


など、人生の重要イベントは、きっちり描かれていました。


たかしさんとのぶさんには、二人で考えつづけていることがありました。

それは、「逆転しない正義とは何か?」についてです。

お二人は、戦時中「正義の戦争だ」と教わってきた。

ところが戦後は、「あれは悪い戦争だった」となった。

つまり、「正義が逆転した」のです。

たかしさん、のぶさんは、この事実に衝撃を受けました。



(@ちなみに、私が目撃したソ連崩壊後のロシアでも、同じことがありました。

1990年までは「共産主義が完全正義だ」とされていたのに、
ソ連崩壊後の1992年には、「共産主義はインチキ宗教の類だ」となった

それで、ロシア国民のほとんどが「アイデンティティー・クライシス」になったのです。

ロシアで、オウム真理教が流行ったのは、このころでした。)



そして、二人は「逆転しない正義は何だ?」と考え続けたのです。

たかしさん、のぶさんが行きついた答えは、


「ほんとうの正義と言えるのは、おなかをすかしている人に
パンのひとつでも分けてやること」


でした。

二人が行きついた「正義」が体現されているのが、「アンパンマン」なのです。

たかしさんがアンパンマンを描いたのは1968年。

アニメ開始が1988年。

アニメ開始まで20年は、長いです。

なかなか売れなくても二人があきらめなかったのは、
「アンパンマン」を通して伝えたかった「逆転しない正義」への思いが
強かったからでしょう。


「あんぱん」は、金曜日が最終回でした。


はじめてNHKの「連ドラ」を通してみましたが、実に面白かったです。

なによりも、やなせたかしさんとのぶさんの生涯を
(フィクション交じりだとしても)知ることができて幸せでした。


ところで、次の連ドラは「ばけばけ」。

モデルは、小泉八雲さん(ラフカディオ・ハーン)と奥さんの小泉セツさんだそうです。

小泉八雲さんは、ギリシャ生まれ。

1890年に来日し、島根県松江で英語教師になりました。

その後セツさんと結婚。

1896年、日本国籍を取得して、日本人になりました。

欧米むけに、日本文化を紹介する本をたくさん書いたことで知られています。


1890年に来日し、日本人と結婚し、日本人になった小泉八雲さん。

とても興味があるので、「あんぱん」に引き続き「ばけばけ」も見てみようと思います。

予告はこちら↓
https://www.youtube.com/watch?v=9Au_WqmuayQ


なんか今回は、「NHKの案件」みたいな感じになってしまいました。

Tさんに怒られそうですが、案件ではありません。



◆PS1

@【 重版 】決定!

北野の新刊。


◆『新版 日本の地政学』

詳細は↓
https://in.powergame.jp/kinc_book_kmag

@北野の動画解説はこちら↓
https://youtu.be/bgQJkytP-Uk


【 重版 】が決定しました!

「新版」は、アメリカ大統領がバイデンからトランプに代わった現実を踏まえて、
大幅に変わっています。

旧版になかった「ロシアの地政学」では、ロシアがウクライナを攻めた「地政学的理由」、

プーチンのメンター、アレクサンドル・ドゥーギンの
思想と影響力の実際について書いています。

また、「これから起こること」の章では、
「トランプ時代の世界で起こること」を予測しています。

さらに、「未来の繁栄のための」の章では、
「トランプ時代に日本が進むべき道」を明示しています。

是非ご一読ください。


◆PS2

◆なぜ、トランプは、中国にやさしくなった?????

なぜ「反中の闘士」トランプは、中国との関税戦争をやめたのでしょうか?

なぜトランプは、中国からの留学生を60万人(バイデン時代の2倍!)も
受け入れるのでしょうか?

「トランプ・アメリカには『アキレス腱』があって、
習近平には逆らえない事情」があることがわかってきました。

詳しくはこちら。↓
https://www.youtube.com/watch?v=w-t-UJEIEJ8&t=29s
(@チャンネル登録、「いいね!」クリック、お願いします!)


◆PS3

既存のマスコミに疑問を持っている。

しかし、どうしてもプーチンやトランプを「英雄」と思えない方。

あなたの「違和感」は正常です。

というのも、現在の日本の情報空間では、
「米英情報ピラミッド」と「クレムリン情報ピラミッド」が戦っているのですから。

今のウソまみれの情報空間が嫌で、ネット上で真実を探し、
「ついにみつけた!」と思ったら、実は「クレムリン情報ピラミッド」だった。

救われないです。

では、どこに本当の情報があるのでしょうか?

ここにあります。

http://in.powergame.jp/kipg_2503_tora?cap=kmag

是非参加してみてください。


▼▼「おたよりコーナー」へ
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★隅田さまからのメール


北野様

お世話になります。

本日のメルマガも勉強になりました。

私は自民党員ではないので、心で願っていることしかできないのですが、高市さんに期待しています。

自民党員の方々,自民党国会議員の方々も気づいてくれるとよいのですが。。。

ところで、昨日の石破首相関連のNEWSを見て驚きました。

諦めが悪いというか何と言うか。

それもこのタイミング。

総裁選ゆえ反対する人が少なくなるであろうことを見計らったような卑怯なやり方。

と言うことで、また官邸にMailしてみました。

希望が叶うとよいのですが。

ようやく少し涼しくなってきました。

季節の変わり目、どうぞご自愛ください。


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担当者様

お世話になります。

先日、下記を送った隅田と申します。

略儀ながら、お礼を申し上げます。

当方の意見が取り上げられたのかどうかは分かりませんが、9/2の戦後80年談話の発出はありませんでした。

ありがとうございます。

ところで、昨日NEWSを見たら、"戦後80年に関する見解"という名称に変えて10/4に発出するとのこと。

お願いです。

止めるよう説得いただけないでしょうか?

出すのなら、首相を辞めてからにするよう説得いただけないでしょうか?

真にお願いいたします。

このままでは、未来の日本国国民に負の遺産を残してしまいます。

子どもたちが世界から非難されるのではなく、称賛される日本,子どもたちが誇りを持って明るい日本とともに生きられることを願ってやみません。

お手数お掛けしますが、どうぞよろしくお願いいたします。


[以下は80年談話を発出しないようお願いした際のものです。]
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担当者さま

お世話になります。

及び国民多数のお声をいつもお聞きいただき感謝しております。

ところで、現首相は、80年談話を9/2に出すような言動をされていますが、70年談話の際に、故安倍首相は下記のように述べられています。


「終戦八十年、九十年、さらには百年に向けて、そのような日本を、国民の皆様と共に創り上げていく。その決意であります。」


これは、少なくとも100年までは不要と言うことです。

また、もしも80年談話を9/2に発出するとどうなるか。

9/2までは戦闘状態であった。

つまり、9/3の歯舞群島を除くとしても、択捉島,国後島,色丹島の占領を認めることになってしまいます。

お願いです。

これ以上、日本の立場を弱くするような行為をしないよう(逆に言えば日本の国益に利するよう)、現首相を真に説得いただきたくよろしくお願いいたします。



★北野から

官邸にメールを送ってくださり、ありがとうございます!

私や読者さんの経験ですが、「官邸メール」は、かなり効果があります。

というのも、普通の人は、「官邸にメールを書こう」と思わないからです。

これからも、どんどん官邸メールしてください。

今後ともよろしくお願いいたします!

北野幸伯




★北野への応援メールは

tjkitanojp〇yahoo.co.jp

(〇を@にかえてください。)

まで。


▼▼「編集後記」へ
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★編集後記


アニメ「あんぱんまん」の放送がはじまったのは1988年。

私は18歳で、見ていませんでした。

「あんぱんまん」を好きになったのは、娘がはまったからです。

日本人の子供は、「あんぱんまん」にはまり、「ドラえもん」にはまりという感じですね。



北野幸伯


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