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【裏】ロシア政治経済ジャーナル No.477
2025/9/24
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★この二人が組めば日本は復活する
全世界の裏RPE読者の皆さま、こんにちは!
北野です。
歴史を見ると、面白い事実に気がつきます。
ある国が戦争に負けることがあるでしょう。
その時でも、「正しいアドバイスをしている人」がいたということです。
たとえば、石原莞爾。
満州事変を主導した彼ですが、実は日中戦争に反対でした。
彼は、「日中戦争が長期になれば、アメリカとソ連が介入する。
その結果日本は負けるだろう」と予測していました。
そして、「なるべく早く日中戦争を終わらせること」を進言していたのです。
しかし、日本政府は石原莞爾のアドバイスを無視し、
日中戦争を泥沼化させ、日米戦争がはじまり、敗戦しました。
まさに、石原莞爾の予測通りになってしまったのです。
たとえば、ハウスホーファー。
彼は、「『生存圏』(自給自足できる範囲)を確保するために
他国を侵略するのは権利だ」という、危険思想の持主でした。
「地政学」が「ヤバイ学問」呼ばれるのは、ハウスホーファーのせいです。
しかし、彼の「地政学観」はしっかりしていました。
ヒトラーの地政学のメンターだった彼は、ソ連侵攻に反対していました。
ハウスホーファーは、「ドイツはソ連とランドパワー同盟をつくり、イギリスを叩くべし!」
と進言したのです。
ところがヒトラーは、この言葉を無視してソ連に侵攻。
結局、ハウスホーファーの予測通り、大敗することになったのです。
大昔の話をすると、劉備玄徳には、諸葛孔明という天才軍師がついていました。
玄徳は、諸葛孔明の自宅を3回も訪れて、軍師になってもらったのです。
ところが、玄徳は、しばしば孔明のいうことを聞きませんでした。
玄徳が孔明を素直に聞いた時、蜀は勝つ。
孔明のいうことを聞かなかった時には負ける。
結局、玄徳は志半ばで亡くなってしまいました。
玄徳と正反対だったのが、漢帝国をつくった劉邦です。
劉邦は、「農業が嫌いな農民」でした。
酒と博打と女性が大好き。
そんな彼にも、一つだけ長所がありました。
それは、人の話をきちんと聞くことです。
それで、賢者が彼のもとに集まってきた。
劉邦は、軍師張良のことをよく聞き、中国を統一することに成功しました。
というわけで、あるリーダーが成功するかどうかは、
「ブレーンの正しいアドバイスを素直に聞けるかどうか」で決まる場合が多いのです。
▼安倍総理の3人のブレーン
さて、史上最長政権をつくりあげた安倍総理。
外交での実績は、すごかったです。
なんといっても、安倍さんが提唱した「自由で開かれたインド太平洋戦略」が、
日本、アメリカ、欧州、オーストラリア、インドなどの「共通対中大戦略」
になっているのですから。
日本の総理大臣が提唱した大戦略が、自由世界全体の共通戦略になった。
ものすごいことです。
安倍さんは、リベラルのオバマさんとも、保守のトランプさんとも大の仲良しで、
親友でした。
トランプさんは、いまだに時々「シンゾーは、どうだった」と発言しています。
安倍さんのおかげで日米関係は、最良だった。
そして、安倍さんは、プーチン・ロシア、韓国とも和解を実現しました。
最終的には、中国との関係も改善されていた。
安倍さんは、民主党政権(鳩山、菅、野田)が破壊しつくした
日米、日ロ、日韓、日中関係を、8年かけて見事に修復させたのです。
経済においては、雇用環境を改善させ、株価が上がりました。
安倍さんには、経済分野で3人の民間ブレーンがいました。
一人目は、産経新聞特別記者・編集委員兼論説委員の田村秀男先生です。
二人目は、京都大学大学院工学研究科教授の藤井聡先生です。
三人目は、元財務官僚で経済学者の高橋洋一先生です。
この三人は安倍総理と仲が良く、「金融緩和」「積極財政」を勧めていました。
そして、「消費税増税反対」でした。
安倍総理は2013年、3人のアドバイスどおり、「異次元の金融緩和」を開始。
株価は爆上がりを開始し、世間には「これでようやく日本は復活する!」
という明るいムードが満ちていました。
ところが2014年、安倍さんは、三賢人の警告と制止を無視して
消費税率を5%から8%に引き上げた。
それで、勢いが止まってしまったのです。
2013年のGDP成長率は2.01%でした。
消費税率が引き上げられた2014年は、0.3%。
結局、アベノミクスは、日本経済を復活させることができず、
「暗黒の30年」が確定したのです。
私は、モスクワにいた時から、日本の未来が気になっていました。
それで、いろいろな先生方の記事を読んでいました。
時が経つと、「この先生は予測がはずれた」とか、「この先生は考えを変えた」とか、
いろいろ見えてきます。
それで、たくさんの先生方について、「あまり参考にならない」とわかり、
読むのをやめました。
最後まで残った、「予測が外れず」「ブレず」「常に正しい主張をしている」先生は、
田村先生、藤井先生、高橋先生の3人でした。
▼この二人が組めば日本は復活する
さて、元財務官僚の経済学者・高橋洋一先生は、常に正しい提言をされています。
安倍総理も、高橋先生(田村先生、藤井先生)のいうことを聞いていた時、
絶好調だったのです。
ところが、高橋先生(田村先生、藤井先生)のいうことを無視したら、
ぴたりと経済成長が止まってしまいました。
今、自民党総裁選が行われています。
5人の候補の中で、国民民主と参政党のいいところを持ち合わせていそうなのは、
高市さんだけです。
高市さんが総理になり、高橋洋一先生をブレーンに迎え入れれば、
間違いなく日本経済は大復活するでしょう。
そして、めでたいことに、お二人は二回共演されています。
一回目は、「高橋洋一チャンネル」で、お二人が安全保障の話をしています。
↓
https://www.youtube.com/watch?v=aOUcsxRlgVk&t=97s
二回目は、「楽待」で、お二人が経済政策について話しています。
↓
https://www.youtube.com/watch?v=tb8UgqTe5oI
私的には、これらの共演をきっかけにお二人が仲良くなり、共に日本経済を復活させてくれることを期待したいです。
◆PS
◆なぜ、トランプは、中国にやさしくなった?????
なぜ「反中の闘士」トランプは、中国との関税戦争をやめたのでしょうか?
なぜトランプは、中国からの留学生を60万人(バイデン時代の2倍!)も
受け入れるのでしょうか?
「トランプ・アメリカには『アキレス腱』があって、習近平には逆らえない事情」があることがわかってきました。
詳しくはこちら。↓
https://www.youtube.com/watch?v=w-t-UJEIEJ8&t=29s
(@チャンネル登録、「いいね!」クリック、お願いします!)
◆PS2
既存のマスコミに疑問を持っている。
しかし、どうしてもプーチンやトランプを「英雄」と思えない方。
あなたの「違和感」は正常です。
というのも、現在の日本の情報空間では、「米英情報ピラミッド」と「クレムリン情報ピラミッド」が戦っているのですから。
今のウソまみれの情報空間が嫌で、ネット上で真実を探し、「ついにみつけた!」と思ったら、実は「クレムリン情報ピラミッド」だった。
救われないです。
では、どこに本当の情報があるのでしょうか?
ここにあります。
↓
http://in.powergame.jp/kipg_2503_tora?cap=kmag
是非参加してみてください。
▼▼「おたよりコーナー」へ
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★kさまからのメール
北野さん、いつも重要な情報をわかりやすくタイムリーにお伝えくださって、どうもありがとうございました。
そして、活躍を続けながらの1ヶ月の父子生活、お疲れさまでした。
『実家暮らし、実家の近く暮らしが日本を救う』を読んで、そう考えられる人がうらやましいと思いました。
北野さんは、「毒親」という言葉をご存知ですか?
子どもに悪影響を後々まで残す親のことです。
具体的には、子どもの人格を否定し続けて生きる力を奪う親です。
親元にいるのに、子どもは安心できません。
こういう親には、子どもが自分と違う考え方をすることが受け入れられません。
昔は、虐待というと暴力や極端なネグレクトだけが取り上げられていました。
今は心理学が進み、暴言、支配、継続的な両親の不和、経済的制限、兄弟間の差別、無視、ダブルバインド(言うこととやること、表情が違う)など、心理的虐待がようやくクローズアップされるようになりました。
私は、両親とも毒親の家庭で育ちました。
一番たちが悪いのは、子どもにとって生死のカギを握る両親に責められ、罪悪感を刷り込まれて育ち、子どもがなかなか自分の親の毒に気がつけず、自分が悪いのだと責めることです。
私も、両親のひどさがわかったのは、ようやく60代になってからです。
家庭内の問題はプライバシーの問題があって、なかなか第三者には踏み込めません。
毒親は、とくに世間体を第一にするため、外面はいいことも多く、それが問題をもっと難しくしています。
90年代に毒親と呼ばれた世代が今、介護を必要とするようになって、新たな問題が起こっています。
『毒親介護』という本が出ているくらいです。
こちらのマンガ、毒母が家庭を蝕んでいき、老後もっとやっかいになる様子がわかります。
https://note.com/dokumusume_1212/m/mb00ba35ec176
当事者の私から見れば、私のように毒親に育てられた人が多ければ、結婚も難しいし、たとえ結婚しても、毒親を見て育っていれば子育てに対して不安しかありません。
無事出産したとしても、親を信用できず、子どもを預けることなんて難しいでしょう。
だから、現在の少子化問題も、もしかしたら毒親と関係あるのでは?と思ってしまいます。
こういう親なら、子どもにとって実家から距離を置く以外、残念ながら解決策はありません。
あまりに環境が違いすぎて、心の健康な親に育てられた人には、毒親の問題はなかなか理解してもらえません。
逆に私のように親から疎まれてきた人には、心の健全な親の元で育つとはどういうことなのか、想像もつきません。
私自身も物理的には親と距離をとりながら、経済的になかなか安定せず、心理的に距離をとりきれませんでした。
兄弟間差別のため、兄弟とも疎遠です。
最近、心が健全な親の元で育った人と、毒親育ちの間には、とても深い溝があって、なかなかお互いの状況が理解できないと聞きました。
なので、この機会を利用して、毒親育ちの説明をさせてもらいました。
万が一、メルマガに掲載なさる場合には、イニシアルでお願いします。
★北野から
大変貴重なお話、ありがとうございます!
私は、「独身時代は実家で暮らし」「結婚したら実家の近所で暮らす」ことを
勧めています。
しかし、「毒親」だったら、実家や近所で暮らすことは難しいですね。
いろいろな事情の人がいるので、「一律にこうしなければならない」という政策は、
なるべくない方がいいのでしょう。
★北野への応援メールは
tjkitanojp〇yahoo.co.jp
(〇を@にかえてください。)
まで。
▼▼「編集後記」へ
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★編集後記
今回のおたよりコーナーについて。
子育て中の私は、「自分が毒親にならないよう、よほど注意しなければ」と思いました。
北野幸伯
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