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     【裏】ロシア政治経済ジャーナル No.475


                       2025/9/21


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★実家暮らし、実家の近く暮らしが日本を救う



全世界の裏RPE読者の皆さま、こんにちは!

北野です。


先日テレビを見ていたら、「実家暮らしが増えている」という話をしていました。

株式会社LIFULL(ライフル)の調査によると、


20代で実家に暮らしている人の割合は、37.7%。

一人暮らしの27.7%より10%多いです。

パートナーや子と同居は、17%。


30代で実家に暮らしている人の割合は、26.4%。

ここでも、一人暮らしの20.5%より多いです。

パートナーや子と同居は、41.5%。

30代では多くの人が結婚し、奥さん、子供たちと住んでいることがわかります。


40代で実家に暮らしている人の割合は、26.4%。

興味深いことに、30代、40代で実家暮らしの割合は変わっていません。

一人暮らしは、19.7%。

あまり、30代と変わりません。

パートナーや子と同居は、43.8%。


「実家暮らしが多い」事実について、テレビでは、
「物価高で生活が苦しいから実家から出たくても出られない」
という報道をしていました。


「実家暮らしをつづける理由」について、

「貯金したいから」が1位。

20代では48.6%、30代では47%、40代では35.1%が、これを理由に挙げています。


「家賃や生活費など一人暮らしのための費用を払えないから」が2位。
(複数回答可です。)

20代では40.4%、30代では38.8%、40代では36.8%。



▼実家暮らし、実家の近く暮らしが、日本を救う



この件、テレビでは、「お金がなくて実家を出ることができない。かわいそう」
という感じで報じられていました。

しかし、私は「実家暮らし」について違う見方です。


ひと昔前の価値観は、こんな感じでした。


・いい大学に出る。

・いい大学は、地元にないので、東京、大阪、名古屋など大都市の大学を目指す。

・それができない人は、地元の県庁所在地や中核都市の大学を目指す。

・大学卒業後は、大都市にとどまり、できるだけ大企業に就職する。

・大都市にとどまって結婚。

・子供が生まれ、1年に1~2回帰省する。


これ、ひと昔前の人たちには、「当たり前」の価値観でした。

しかし、冷静に考えてみると、これ「かなりヤバイ」でしょう。

というのも、必然的に人が、地方から県内中核都市に、
東京・大阪・名古屋圏に、どんどん流出していくからです。

当然、大都市に人口が集中し、地方は必然的に衰退していきます。

現在、東京・神奈川・千葉・埼玉の1都4県に、全人口の約30%が集中しています。

首都直下型地震が起きれば、日本は壊滅的打撃を受けます。


ですから、「実家暮らしが増えている」のは、いいことなのでは?

なぜ?


私は、7年前の2018年、


◆『日本の生き筋 ー 家族大切主義が日本を救う ー』

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という本を出版しました。

この本の中で私は、


・結婚するまで実家に住む

・結婚したら実家の近所に住む


ことをお勧めしました。

なぜ?

ここで、Aさんの人生をイメージしてみましょう。

Aさんは、実家に暮らしながら、地元の大学に進学しました。

(@地元にいながら、リモートで大都市の大学で
学べるシステムをつくるべきだとも思います。)

Aさんは、大学を卒業後、地元の企業に就職しました。

実家暮らしをつづけています。

働き始めてから、月数万円を実家に入れていますが、
貯金はどんどんたまっていきます。

(@大都会は、家賃が高いのです。)

Aさんは、20代後半で、地元の女性と結婚しました。

実家暮らしのお陰で、かなり貯金がたまっていて、結婚後実家を出ました。

しかし、Aさんの実家の徒歩圏に家を購入しました。

子供が産まれましたが、Aさんと奥さんのストレスは、それほどありません。

というのも、いつでも実家に子供を預けることができるからです。

Aさんの両親は、かわいい孫の世話ができて幸せです。

Aさんと奥さん、土曜日か日曜日は、「買い物とデートの日」と決めています。

子育てから解放されて、二人の時間を満喫します。

時は流れ、Aさんと奥さんは、年をとりました。

Aさんの両親もかなり年をとりましたが、それほど不安はありません。

Aさん、奥さん、そして成長した子供たちが近くにいてくれるからです。


とまあ、こんな「モデルケース」を描いてみました。

子育て中の親の気持ちは、「子供かわいい!」と
「子育てしんどい」の間を行ったり来たりします。

そして、子育てにかかわる人数が少なければ「子育てしんどい」の割合が多くなり、
子育てにかかわる人数が増えるほど「子供かわいい!」の割合が多くなります。

これは、時間と心に余裕が生まれるからです。


私は最近、妻がモスクワに行ったので、一カ月の「一時父子家庭体験」をしました。

娘は中3、息子は小5。

あまり手のかからない年齢であるにも関わらず、本当に大変でした。


ですから、シングルマザー、シングルファーザーは、
言葉で表現できないほど大変だろうと想像します。

そして、お父さん、お母さんの二人で子育てしても、楽とはいえません。

しかし、おじいちゃん、おばあちゃんが、子育てに加わってくれれば、
子育てはメチャクチャ楽になります。

そして、おじいちゃん、おばあちゃんは、何が幸せかというと、「孫といること」なのです。

今は、おじいちゃん、おばあちゃんに孫の顔を見せれるのは、
「年に1~2回」という人がたくさんいるでしょう。

そうなると、祖父母と孫の関係は、希薄になってしまいます。


というわけで、私は、「結婚前は実家暮らし」「結婚後は実家の近所に暮らす」
ことを提案しています。

これは、おじいちゃん、おばあちゃん、お父さん、お母さん、子供たちが、
WIN-WINになる方法です。

ちなみに私は、「結婚後の実家暮らし」はお勧めしていません。

というのも、結婚後の実家暮らしは、嫁姑問題が勃発するケースがとても多いからです。

(もちろん、嫁姑が仲良く暮らしているケースも、たくさんありますが。)

これは、日本だけでなく、全世界共通の問題みたいです。

良好な関係を保つためには、「適切な距離」を保つことが大事です。


そして、実家暮らし、実家の近所暮らしが一般化すれば、
「地方衰退」の流れを止めることもできるでしょう。



今回は、「実家暮らし」の話でした。

ちなみに、北野の「日本トータル改革案」



◆『日本の生き筋 ー 家族大切主義が日本を救う ー』

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是非ご一読ください。

キンドルアンリミテッド会員の人は、0円。

会員でない人でも、499円で読むことができます。

「面白かった!」と思われた方は、高市さんに勧めてみてください(笑)。


◆PS

◆なぜ、トランプは、中国にやさしくなった?????

なぜ「反中の闘士」トランプは、中国との関税戦争をやめたのでしょうか?

なぜトランプは、中国からの留学生を60万人(バイデン時代の2倍!)も
受け入れるのでしょうか?

「トランプ・アメリカには『アキレス腱』があって、習近平には逆らえない事情」がある
ことがわかってきました。

詳しくはこちら。↓
https://www.youtube.com/watch?v=w-t-UJEIEJ8&t=29s
(@チャンネル登録、「いいね!」クリック、お願いします!)


◆PS2

既存のマスコミに疑問を持っている。

しかし、どうしてもプーチンやトランプを「英雄」と思えない方。

あなたの「違和感」は正常です。

というのも、現在の日本の情報空間では、
「米英情報ピラミッド」と「クレムリン情報ピラミッド」が戦っているのですから。

今のウソまみれの情報空間が嫌で、ネット上で真実を探し、
「ついにみつけた!」と思ったら、実は「クレムリン情報ピラミッド」だった。

救われないです。

では、どこに本当の情報があるのでしょうか?

ここにあります。

http://in.powergame.jp/kipg_2503_tora?cap=kmag

是非参加してみてください。


▼▼「おたよりコーナー」へ
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★谷口さまからのメール


北野さん、初めまして。

【裏】ロシア政治経済ジャーナル No.473の、アメリカの分断、怖いです。

それで、この記事を思い出しました。↓↓↓
(これを見たときは凍り付きました)

「クーリエ・ジャポン」
“禁書運動”のうねりを生み出すのは何か
禁書による「現実の否定」がもたらす未来は、米国人自身を苦しめるだろう
https://courrier.jp/news/archives/402269/


プーチンが参政党押しというのもびっくりです。

北野さんのメルマガは、難しくてわからないことの方が多いですが、これからも楽しみにしています。


★北野から

谷口さん、ありがとうございます!

世の中は、テレビ、新聞、ネットでわからないことだらけです。

RPE、裏RPEでも、なるべき出し惜しみせず情報を発信していくつもりです。

もっとディープな世界を知りたい方は、「パワーゲーム」をお試しください。



★北野への応援メールは

tjkitanojp〇yahoo.co.jp

(〇を@にかえてください。)

まで。


▼▼「編集後記」へ
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★編集後記


今回の話。

私自身、28年間「実家からめちゃくちゃ遠い」モスクワに住んでいました。

今も、実家から電車で3時間のところに住んでいて、「近所」とはいえません。

自分で実践していないことをお勧めするのは、気が引けます。

ですが、マクロでもミクロでも、「実家暮らし」「実家の近所暮らし」はお勧めです。

自分ができていないことでも、よいことは、お勧めすべきかなと思っています。


北野幸伯


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