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【裏】ロシア政治経済ジャーナル No.406
2025/4/30
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★カナダ総選挙で【反トランプ】の【超大物グローバリスト】率いる政党が勝利
カナダで4月28日、下院選挙が実施されました。
マーク・カーニー新首相が率いる与党・自由党が勝利しました。
このカーニーさん、ナショナリストのトランプさんとは正反対の
【 超大物グローバリスト 】です。
1965年生まれの60歳。
1988年、ハーバード大学で経済学学士号を取得。
その後、1993年にオックスフォード大学で経済学修士号を、
1995年に経済学博士号を取得しました。
卒業後、アメリカの大手金融会社ゴールドマン・サックスに入社。
ロンドン、ニューヨーク、東京などで勤務しています。
2008年、カナダ銀行(=中央銀行)総裁に就任。
2012年には、なんとイングランド銀行(=イギリスの中央銀行)の総裁に就任します。
マーク・カーニーさんは、イギリス史上初の
「外国人イギリス中央銀行総裁」になったのです。
まさに、【 超大物グローバリスト 】でしょう。
当然、ナショナリスト・トランプさんとの仲は悪く、
アメリカとの関係は最悪になっています。
とはいえ、まずトランプさんが、
「カナダはアメリカの51番目の州になればいい」と繰り返し発言し、
トルドー前首相のことを「知事」と呼んでいたのが関係悪化の原因です。
トランプさんは、中国との米中覇権戦争で勝利したいのに、
緊密な同盟国であるカナダを侮辱して、反米にさせてしまった。
本当に愚かです。
さて、カナダの選挙について、
カナダ在住ゆうこさまからのメールをご紹介させていただきます。
【 メール転載ここから▼ 】
〈北野様
お久しぶりです。カナダのゆうこです。
昨日のカナダ総選挙、与党リベラル党の勝利で終わりました。
議席数は過半数に届きませんでしたが。。。
トゥルドー前首相の辞任後につなぎで首相になったカーニー氏。
ほんの1か月ちょっとの期間で、虫の息だったリベラル党を復活させ、信じられないほど見事な逆転劇でした。
トゥルドー前首相の辞任前には次期首相確実とみられていた保守党のポリエブ氏は、自分の選挙区ですら落選という痛い結果になりました。
万年独立を夢見るケベック党の基盤であるケベック州ですら、リベラル党優勢でした。
ポリエブ氏が掲げる、緊縮財政、住宅問題、犯罪・薬物問題、環境問題、先住民族保護問題への政策よりも、国家の存続、トランプ政権の脅威への対応などを最重視したカーニー氏が支持された形です。
国家の存続・安全保障が脅かされている、国内の諸々の問題は後回しもやむを得ない、とカナダ国民が認識しているのだと思います。
選挙演説や討論で、トランプ政権の横暴に一切言及しなかったポリエブ氏への不信感も強かったです。
ポリエブ氏はミニ・トランプと呼ばれるほど、掲げる政策がトランプ氏寄りだったことも逆風になりました。
保守党に投票したいけれどポリエブはいやだという人も多かったです。
今後、カーニー氏のリベラル党は、脱アメリカ依存、EUやアジアとの経済協力、国内自由貿易推進など、アメリカ離れを加速させていくと思われます。
ですが、カナダ全体のGDPはカリフォルニア州のGDPの約半分。経済規模が小さいのでアメリカにとっては痛くもかゆくもないと思われます。
カーニー氏は英国銀行総裁やカナダ銀行総裁を務めたバリバリのエリート、グローバリストです。
反グローバリストからは嫌悪されています。
ですが、トランプ政権のような保護主義・関税主義では自滅するだけですよね?
自国に大きな産業があっても、買ってくれる相手があってこそですよね?
今の時代、 グローバルな自由貿易を排除して、国内で完結する自給自足的なシステムは可能なのでしょうか?
一つ残念なのは、ここ数年中国離れが進んでいたのに、トランプのせいで中国との距離がぐっと縮まってしまったことです。
習近平はもう笑いが止まらないでしょうね。。。
乱筆乱文失礼しました。
いつもメルマガ楽しみにしています。
それではまた!〉
ーーー
【 メールここまで ▲ 】
ゆうこさま、現地からの情報、ありがとうございます!
〈一つ残念なのは、ここ数年中国離れが進んでいたのに、
トランプのせいで中国との距離がぐっと縮まってしまったことです。
習近平はもう笑いが止まらないでしょうね。。。〉
ーー
この指摘に、トランプの愚かさが凝縮されています。
トランプがカナダを叩くので、カナダは中国よりになってしまった。
トランプがEUを叩くので、EUは中国よりになってしまった。
トランプが日本を叩くので、日本も中国に接近している。
これ、「当然の動き」でしょう?
トランプが、プーチンの【 ポチ 】のごとくふるまっている件。
トランプ信者は、「いや、あれは戦略なのだ!ロシアと和解して、
中国包囲網に引き入れるつもりなのだ!」といいます。
そうでしょうか?
トランプは、日本、EU、カナダなどとの関係を破壊して中国包囲網を壊し、
一方でロシアを中国包囲網に引き入れている???
矛盾していませんか?
トランプの異常な行動。
ひょっとしたら、こういうことなのかもしれません。
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◆PS
既存のマスコミに疑問を持っている。
しかし、どうしてもプーチンやトランプを「英雄」と思えない方。
あなたの「違和感」は正常です。
というのも、現在の日本の情報空間では、
「米英情報ピラミッド」と「クレムリン情報ピラミッド」が戦っているのですから。
今のウソまみれの情報空間が嫌で、ネット上で真実を探し、
「ついにみつけた!」と思ったら、実は「クレムリン情報ピラミッド」だった。
救われないです。
では、どこに本当の情報があるのでしょうか?
ここにあります。
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★福岡様からのメール
北野さま
ネットニュースに「あんぱん」の脚本家の中園ミホさんは、6歳の頃、デパートの屋上の似顔絵イベントで、やなせたかしさんに似顔絵を描いてもらったとか、
父親を亡くした10歳の頃から、やなせたかしさんと文通をしていたとあり驚きました。
さて、ドラマの女子師範学校には強烈な先生が出てきましたが、2009年8月、大分県の竹田高校に、とんでもない教師がいました
。
竹田市は滝廉太郎や「坂の上の雲」の広瀬武夫の出身地です。
この教師は剣道部の顧問でしたが、真夏の練習で意識朦朧となった2年生の男子部員に対して、「俺は本当の熱中症の症状を知っている。演技をするな!」と、殴る蹴るの暴行を加え、なかなか救急車を呼ばなかったため手遅れとなり、熱中症が悪化した多臓器不全で死亡しました。
驚くのは、この後です。
大分県教委が決めた処分は、たったの停職6ヶ月。
大分県警は業務上過失致死容疑で書類送検しましたが、なぜか大分地検は不起訴処分に。
両親は検察審査会に申し立て、不起訴不当の議決が出ましたが、結局、不起訴のまま。
両親は民事訴訟を起こし、大分県などが約4600万円を賠償する判決が出ました。
しかし、県立高校の不祥事の賠償は教師個人ではなく、県が支払います。
これはおかしいと、教師個人に賠償責任の一部を負わせることを求める訴訟を起こし、教師に100万円を支払わせる判決が出ました。
ほぼ殺人に近いと思いますが、服役することもなく、たったの100万円だけ。
この教師は現在も大分県の高校の教師だそうです。
生徒の命ではなく、犯罪教師が守られる現実には唖然とします。
事件の詳細はこちらに。
https://number.bunshun.jp/articles/-/849721
★北野から
メール、ありがとうございます!
やなせたかしさんと文通とは、すごいですね。
文通していた女の子が立派になって、やなせさんも天国で喜んでいることでしょう。
大分のパワハラ教師の話、衝撃を受けました。
公正な罰が与えられるべきです。
しかし、少しずつですが、今の日本は人権面ではよくなっていると思います。
私の小学校では、宿題を忘れた子どもに対し、
先生がゲンコツで頭を叩いたり、耳をひっぱったりが普通でした。
今そんなことをすれば、全国ニュースに名前が知れ渡りますね。
いつもいろいろ興味深いお話、ありがとうございます!
★北野への応援メールは
tjkitanojp〇yahoo.co.jp
(〇を@にかえてください。)
まで。
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