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     【裏】ロシア政治経済ジャーナル No.385


                       2025/3/9


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★道路陥没と財務省の関係



全世界の裏RPE読者の皆さま、こんにちは!

北野です。



皆さんご存知のように、1月29日埼玉県八潮市の道路が陥没し、
大きな穴ができました。

道路陥没も衝撃ですが、その穴の大きさに驚愕したことでしょう。

そして、2月11日、千葉県大網白里でも道路陥没が発生しました。

道路が陥没する主な原因は、「下水道の老朽化」です。

老朽化して下水道の上に穴が開く。

下水道管の上の部分に、何かの理由で穴が開いたことをイメージしてみてください。

下水道管の上には当然土があり、その上に道路があります。

下水道管の上に穴が開くと、土がどんどん穴から下水土管に入っていく。

すると、道路と下水道管の間に空洞ができる。

道路を下から支えている土がなくなるので、ある時点で陥没するのです。

これが、「道路が陥没する理由」になります。

全国の下水道管を全部合わせると49万kmだそうです。

そして、下水道管の耐用年数は50年。

設置から50年過ぎた下水道管は2022年時点で、3万kmに達しているそうです

下水道が原因の陥没は2022年、なんと2600件あったといいます。

つまり、日本全国で1日平均7件の陥没が起きているのです。


問題は、「なぜ下水道管を新しくしないのか?」です。

この件について、状況に詳しい読者さんから情報提供がありました。

シェアさせていただきます。

【 Xさまからのメールここから▼ 】


〈北野様

Xと申します。

私は下水道に関わる仕事をしておりますが、今回の八潮の道路陥没事故を契機に大きく報道されている通り、全国で下水道インフラの老朽化が深刻になっています。

一方で、財務省が、今後増加が見込まれる下水道の老朽化対策に対する予算を削ろうとあからさまに狙ってきていたのは下水道関係者の間では周知の事実でして、その影響で全国で老朽化対策の遅れが出ています。

特に影響が大きいのが、H29の財務省の財政制度等審議会の指摘です。

従来は自治体による下水道の老朽化対策に対して事業費の50%程度の国費支援をしていたものを削減し、「下水道使用料の値上げ」によって実施することを求めています。

財政制度等審議会の原文はこちらに掲載されています。(本文P28の2段落目)


「(下水道の老朽化対策について、※)原則として使用料で必要な経費を賄うことを目指すべきである。

その際、国費での支援については、・・・徹底した重点化(=削減※)を検討すべきである。」(※は筆者注)
https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/fiscal_system_council/sub-of_fiscal_system/
report/zaiseia290525/index.htm



実際、これによって、老朽化対策(改築・更新)が国費支援の重点配分から外されることとなり、以後、自治体への支援が大きく減ってしまったようです。

少々分かりにくいかもしれませんが、以下の国交省資料(スライド5,6)に記載されています。
https://www.mlit.go.jp/common/001282421.pdf

情報提供は以上となりますが、下水道においても人材不足が深刻である中、将来のためにも必要な公共事業費はできる限り確保して、人材投資や技術投資を通じて、業界としての力を取り戻していかなければならないと考えています。

財務省解体デモなどの動きが大きくなっているようですが、我が国に必要な予算がしっかり確保できるような世の中になることを願っております。

引き続き北野様からの興味深い情報発信を楽しみにしております。〉
ーーーーー

【 Xさまからのメールここまで ▲ 】


ここから北野です。

ざっくりいうと、「財務省が予算を減らしたので、老朽化した下水道管が放置され、
年間2600件もの道路陥没事件が起こっている」ということのようです。

こういう話を聞くと、安倍元総理の言葉が思い出されます。



〈(財務省は)国が滅びても、財政規律が保たれてさえいれば、満足なんです。〉

(『安倍晋三回顧録』 p313)



道路陥没が年間2600件も起こっているというのは、まさに「国が滅びても」ですね。


話はそれますが、日本の国民負担率は、1996年の35.1%だったのが、
2024年には45.8%まで上がりました。

「暗黒時代」に国民負担率を10.1%も増やす財務省は、本当に異常です。

しかもこれで終わりではなく、「まだまだ増やす気満々」なのです。

ちなみに財務省の発表によると、2025年度の国民負担はさらに増え
46.2%になるそうです。。

そんな財務省に操られているのが、石破大増税内閣です。

こう考えると、7月の参議院選挙で石破大増税自民に入れる選択肢はなさそうです。


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★清田先生からのメール


北野幸伯様

いつもメルマガや書籍から学ばせていただきありがとうございます。

安倍元首相の偉大さ、改めて実感しました。

それに引き換え…と言ってはいけないのですが、岸田さん、石破さんの方向性には疑問が少なくありません。

その中でも、最近よく聞くのが「戦後80年談話」です。

これが自虐的なものであると、経済で「失われた30年(もう40年ですね…)」ですが、精神的武装解除は「失われた80年」になってしまいます。

そこで、私にも何かできないか?と考え、以前、北野様から教えていただいた「首相官邸への意見募集」を利用してメッセージを送りました。

※下記、送信メッセージです。


〈いつも、日本国と日本国民のために働いていただき感謝しています。

いくつかのメディアで石破総理が「戦後80年談話」を発表するのではという報道を見聞しました。

もし、それが自虐的な内容であるならぜひ発表していただきたくないと思い、意見を送らせていただきました。

私たちの先人は「大東亜戦争」を戦いました。

目的は、昭和天皇の名前で出された開戦の詔勅や東条英機内閣が政府声明で述べているとおり、「日本の自存自衛」と「欧米列強の植民地支配からアジアを解放する」ことにありました。

日本は戦闘では敗れましたが、アジア諸国が独立を勝ち取りました。

また、その波はアフリカ諸国にもひろがりました。多様性ある世界をつくったのは私たちの先人です。

その先人の努力を貶めるような談話であれば、日本人の誇りを傷つけます。

自国を大切にできない国は国際社会でも尊重されません。

私たち日本人に必要なのは自国を尊重する気持ち、大切にする行動です。

東京裁判で貼られた「日本=悪」のレッテルを剥がす声明・談話こそ、戦後80年にはふさわしく思います。

日本人の日本人による日本人のための、政治の実現を心よりお願いしています。

どうか、日本をよい国にしてください。

子々孫々に素敵な国と物語を残したいと思っている、一国民の声を聴いていただけたら嬉しいです。〉
ーーー

※メッセージここまで


一人の声は小さいです。

でも諦めたら何も変わりません。

「自分一人でも行動する」という人が集まって、日本がもっといい国にできたら嬉しいです。

北野様から学ばせていただき、私も私のできることを積み重ねていきます。

先週来、寒さが戻ってきました。

我が家の梅に雪がつもりそうになっています。

季節柄ご自愛ください。


★北野から


ありがとうございます!

清田先生のメール、「そのとおりだ!」と思われた方、
是非ご自分でも総理官邸にメールを送ってください。


「自虐史観の談話はやめてください!」

「これ以上増税するのはやめてください!」


などなど。

「ヤフーニュース」で政府の悪口をいっても、何も変わりません。

しかし、同じ内容を総理官邸に送れば、日本が変わる可能性があります。

@@@総理官邸へのメールはこちら。

https://www.kantei.go.jp/jp/forms/goiken_ssl.html



★北野への応援メールは

tjkitanojp〇yahoo.co.jp

(〇を@にかえてください。)

まで。



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