【裏】RPEJournal=======================================
【裏】ロシア政治経済ジャーナル No.379
2025/2/23
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★巨大化する反〇〇〇デモの意味
全世界の裏RPE読者の皆様、こんにちは!
北野です。
日本の政治が、変わってきています。
皆さんも感じておられることでしょう。
私は2024年4月22日に、
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という本を出しました。
アマゾンで5点満点中4.6という、非常に高い評価を得ています。
これは、題名から連想される「プーチンディスリ本」ではありません。
「幸せ、成功、繁栄をもたらす戦略脳」と「不幸と失敗をもらたす戦術脳」の話です。
この本の「おわりに」に少し「日本の未来」に触れています。
引用してみましょう。
【 引用ここから▼ 】
〈我が国日本の未来はどうでしょうか?
「暗黒時代がつづく」といった意見がほとんどですが、
私は「日本の未来は明るい」と確信しています。
なぜでしょうか?
私が28年住んだモスクワから日本に戻ってきたとき、
この国の閉そく感の理由は三つあると思いました。
一つは、ひどい労働環境。特に長時間労働。
二つ目は、日本が重税国家であること。
三つ目は、少子高齢化問題。
一つ目の、ひどい労働環境、特に長時間労働は、
「働き方改革」と「新型コロナによるリモートワーク普及」で著しく改善されました。
後の二つの問題は、いまだに残っています。
しかし、『安倍晋三 回顧録』が大ベストセラーになったことで、
日本国民の多くが「暗黒の30年の真因」を理解するようになりました。
故安倍元総理は、「財務省が総理大臣を操り、景気のことを全く考えず、
常に増税させてきた」ことが「暗黒の30年の真因だった」ことを教えてくれたのです。
「財務省のポチ」と呼ばれる岸田首相は、「新型コロナパンデミック大不況」
「ウクライナ戦争大インフレ」で国民が苦しんでいることを気にすることなく、
長い増税リストを出してきました。
それに国民が激怒し、岸田内閣の支持率は低迷を続けています。
最近、「絶対的」と思われてきた存在が、
「アッ」という間ボロボロになる事例が相次いでいます。
ジャニーズ事務所は、創業者故ジャニー喜多川氏の
セクハラが暴露され、消滅しました。
宝塚歌劇団は、2023年9月に団員の有愛きいさんが自殺したことがきっかけで、
劇団の過酷な労働環境やパワハラ問題が暴露されることになりました。
吉本興業は、松本人志氏のセクハラ問題で揺れています。
いずれも、最初に「事実がひろく知られ」「変化を迫られる」
というプロセスになっています。
「働き方改革」も、電通社員高橋まつりさんの過労自殺がきっかけでした。
「高齢者自動車免許更新厳格化」は、元通産官僚の飯塚幸三氏(当時87歳)が
引き起こした「東池袋自動車暴走死傷事故」がきっかけでした。
2023年、『安倍晋三 回顧録』や『安倍晋三vs財務省』
(育鵬社 田村秀男、石橋文登著)がベストセラーになったことは、
日本が変わる十分なきっかけになり得ると思います。
「財務省が暗黒の30年の原因」であることが国民に認知され、同省の弱体化が進み、
政府が「増税路線」をやめれば、日本は他国並みの成長を取り戻すでしょう。
「働き方改革」によって得た時間的余裕に経済的余裕が加われば、
子供を産みたい人はどんどん産めるようになり、出生率は改善していくでしょう。
経済的に成功している先進国でも少子化は進んでいるため、日本の出生率が
人口維持に必要な2・07に回復するとは思いません。
それでも、「お金がないから子供はつくれない」という人が減れば、
出生率は上がるはずです。
1990年に始まった「暗黒時代」は、現在30年を超えました。
増税路線を掲げる岸田内閣によって、暗黒時代は40年に向かっています。
しかし、「暗黒の40年」が「暗黒の50年」になることはないでしょう。
日本は、長かった暗黒時代を超えて、繁栄の時代に向かっていきます。
今は夜明け前の「もっとも暗い時代」なのです。
しかし、夜の後には必ず朝が来ます。
朝が近いことを知り、この困難な時代を乗り越えていきましょう。〉
【 引用ここまで ▲ 】
最重要ポイントは、こちらです。
〈『安倍晋三 回顧録』が大ベストセラーになったことで、日本国民の多くが
「暗黒の30年の真因」を理解するようになりました。
故安倍元総理は、「財務省が総理大臣を操り、景気のことを全く考えず、
常に増税させてきた」ことが「暗黒の30年の真因だった」ことを教えてくれたのです。〉
〈2023年、『安倍晋三 回顧録』や『安倍晋三vs財務省』
(育鵬社 田村秀男、石橋文登著)がベストセラーになったことは、
日本が変わる十分なきっかけになり得ると思います。
「財務省が暗黒の30年の原因」であることが国民に認知され、同省の弱体化が進み、
政府が「増税路線」をやめれば、日本は他国並みの成長を取り戻すでしょう。〉
ーー
私は2024年4月出版の本で、『安倍晋三 回顧録』や『安倍晋三vs財務省』によって
「財務省が暗黒の30年の原因」であることが国民に認知されたことは、
「日本が変わる十分なきっかけになり得る」と書いていました。
その後何が起こったのか、皆さんはご存知です。
2024年10月に実施された衆議院選挙で、自民党は惨敗し、
過半数割れの少数与党に転落しました。
一方、「手取りを増やす!」(つまり減税路線)の国民民主党は、
議席を4倍化しました。
マスコミは、一生懸命「裏金問題」をメインテーマにしようとしましたが、
国民は「財務省と財務省に操られる石破内閣の【増税路線】こそが
【最大の問題】」であることに気がついているのです。
私が昨年4月出版の本で予測したように、変化がはじまっています。
何が変わるのでしょうか?
経済音痴の財務省に操られた経済音痴の歴代総理のせいで、
日本経済は世界一成長率が低く、【 暗黒の35年 】になってしまいました。
1988年日本の一人当たりGDPは世界2位だった。
これが、2024年には世界39位になったというのです。
「なぜ暗黒時代が延々とつづくのか?」
安倍元総理の告白によって、多くの日本国民が知ることになった。
その理由は、財務省の【 増税路線 】と【 緊縮財政路線 】にあったのです。
政府が、増税路線を止めただけで、日本経済は、
「普通の国並み」の成長を取り戻すでしょう。
そして、経済成長による税収増も実現することができるでしょう。
変化を感じさせる「大事件」が起こっています。
それは、【 財務省解体デモ 】が行われていて、
その規模が、どんどん巨大化していることです。
今まで既存のマスコミは、無視を決め込んでいましたが、
ついに先日テレビ東京が報じました。
↓
https://www.youtube.com/watch?v=iX5XCeC1HOk
このデモは、財務省が、「反国民的」な「増税路線」を改めるまでつづくでしょう。
そして、規模もどんどん巨大化していくはずです。
◆重要PS
今回のメルマガはいかがだったでしょうか?
一定の人たちは、テレビ、新聞など既存マスコミを「マスゴミ」と呼び軽蔑しています。
彼らは、「マスゴミ」を信じている人たちを「情弱め!」といってバカにします。
彼らは、「僕らは世界の 【 裏 】を知っている情報強者だ!」と、
自分を誇りに思っているのです。
ところが、実をいうと彼らは、クレムリン情報ピラミッドに「洗脳」されているだけ。
これが、【 裏の裏 】です。
皆さん、【 裏の裏 】をもっと知りたくないですか?
知りたい方は、是非『パワーゲーム』に参加してみてください。
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すでに読まれた方は、アマゾンにレビューを投稿していただけると、とても助かります。
なにとぞよろしくお願いいたします。
▼▼「おたよりコーナー」へ
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★押上さまからのメール
北野様
おたよりコーナーで「選択的夫婦別姓問題」と「天理での能登復興応援イベント」を取り上げていただき、ありがとうございます!
また、裏RPEの記事「トランプがウクライナにした残酷な要求」も拝見しました。
トランプ大統領の言動には、一つ一つ「是々非々」で判断すべきだという点には、全くその通りだと思いました。
トランプを好機と捉え、日本も対応して欲しいものですね。
(石破総理には期待できそうにないですが。。)
ところで、最近のトランプ大統領の発言で大変ありがたいことに、「日本は消費税を撤廃しないと、関税を10%掛けるぞ!」と言ってくれています。
藤井聡先生とこちらの動画で解説しています(16分頃から) こちらのリンクをご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=Mxryur51Ri4&t=955s
安倍さんが健在であれば、これに乗っかって消費税減税も実現できたのではないかと思います。
客観的な数字として、全国商工新聞のこちらの記事も参考になると思います。
● 22年度 トヨタなど輸出大企業20社に消費税還付1.9兆円 リンク
https://www.zenshoren.or.jp/2023/11/27/post-29301
愛知・豊田税務署では、トヨタやその他の輸出企業に消費税を還付するため、4943億円の赤字となっています。
(中小零細企業は利益が出ていなくても消費税を納める必要がありますが、、)
そもそも消費税は1948年にフランス政府が輸出企業に補助金を出すために編み出したものです。
このため、経団連のような大企業たちが消費税増税に賛成する理由の一つとも言われています。
本当に筋が悪い税金だと思います。
消費税は「日本の輸出企業への補助金」であり、「日本国民にとっては国内関税」であるという認識が広まりますように。
いつもありがとうございます。
★北野への応援メールは
tjkitanojp〇yahoo.co.jp
(〇を@にかえてください。)
まで。
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