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     【裏】ロシア政治経済ジャーナル No.367


                       2025/2/4


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★トランプ高関税で公約のインフレ退治ができなくなるのでは?ではどうする?



全世界の裏RPE読者の皆様、こんにちは!

北野です。



皆さんご存知でしょう。

トランプ大統領は2月1日、メキシコとカナダに25%の関税、
中国に10%の追加関税を課す大統領に署名しました。

これで、世界中大騒ぎになっています。

しかし3日、トランプさんは、メキシコ、カナダの首脳と話し、
関税発動を1カ月遅らせることで合意したそうです。


トランプさんの高関税政策。

選挙戦中からずっと主張していました。

だから、私自身に驚きはありませんでした。

前々から書いていますが、トランプさんは、基本的に「有言実行」です。


「パリ協定から離脱する」といって、実際に離脱する。

「WHOから離脱する」といって、実際に離脱する。

「TPPから離脱する」といって、実際に離脱する。

「イラン核合意から離脱する」といって、実際に離脱する。

「不法移民を追放する」といって、実際に追放している。


もちろん、すぐ実現できないこともあります。

たとえば、「ウクライナ戦争を24時間で終結させる」といった約束は、
相手(ゼレンスキー、プーチン)がいるので、実現できなかった。

しかし、それはトランプが「思ってもいないことをいっている」のではなく、
「やりたいけれどうまくいかなかった」ということです。

彼は基本的に、「心」「言葉」「行動」が一致している
「極めて稀な」大統領といえるでしょう。

だから「トランプは読みにくい」ということはなく、
基本的に「彼はいったとおりに行動する」ので、「とてもわかりやすい」のです。


さて、皆さん、気づいておられるでしょうか?

トランプは、中国、カナダ、メキシコに高関税を課すことを宣言しました。

これは、「公約通りに動いた」といえるでしょう。


しかし、トランプ最大の公約、最大の課題は、「インフレ退治」でしょう。

トランプが勝てた最大の理由は、
バイデンとハリスが「インフレ退治できなかった」からです。

だから、トランプは最優先で「インフレ退治」をしなければならない。


でも、彼がしているのは、「関税を上げること」。

これ、おかしいでしょう?

関税を上げたら輸入品の値段が上がって、インフレがさらに進んでしまいます。


関税を上げつつ、インフレも退治する?

トランプはこの矛盾をどう解決しようとしているのでしょうか?

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