【裏】RPEJournal=======================================
【裏】ロシア政治経済ジャーナル No.323
2024/11/22
=======================================================
★戦うことは「悪」ですか
全世界の裏RPE読者の皆様、こんにちは!
北野です。
突然ですが皆さん、『鬼滅の刃 無限列車編』ごらんになられましたか?
日本では、『千と千尋の神隠し』を抜いて、
「興行収入歴代1位」になったことで知られています。
この映画、もう一つ偉業を成し遂げています。
それは、「2020年公開映画」で興行収入世界一(!)なのです。
↓
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/c53fbd462a2a3630d4053244542060515ad9dbf9
これは、ホントにすごいことです。
予告はこちら。↓
https://www.youtube.com/watch?v=qHUpPzDVv7g
この映画を見た私は、2020年12月29日号で、感想を書きました。
一部抜粋します。
〈面白さ最大の理由は、「価値観」かなと。
無限列車編で、(主人公)炭治郎の先輩煉獄杏寿郎(れんごく きょうじゅろう)の
回想シーンが登場します。
病気で死期を悟った母親が、子供杏寿郎を座らせました。
母親は、杏寿郎が他の子より強いことを認識していました。
そして、彼にこういいます。
「弱き人を助けることは強く生まれた者の責務です。
責任をもって果たさなければならない使命なのです。
決して忘れることなきように」
映画館でこの言葉を聞いた時、
私の「深層意識の扉」が開いたような気がしました。
戦後忘れてしまった日本人としての美徳、生き方がこの言葉に
凝縮されているような気がします。
鬼滅の刃には、深層意識に眠っている「真の日本人」を覚醒させる言葉がでてきます。
それが、一番の人気の秘密なのかなと思います。
確かに、この作品には残酷なシーンがたくさんあります。
それでもトータルで見て、ありあまる肯定的な影響があるのでしょう。〉
ーー
嗚呼、このシーンを思い出すだけで、泣けてきます。
私はなぜ、今頃「鬼滅の刃」の話をしているのでしょうか?
葛城 奈海 先生の
◆『戦うことは「悪」ですか
サムライが消えた武士道の国で、いま私たちがなすべきこと』
詳細は↓
https://amzn.to/3OkQkyH
を読んでいたら、こんな記述があったのです。
〈大ヒット中の映画『鬼滅の刃 無限列車編』で「もうひとりの主役」煉獄さんの母が、
亡くなる前に、まだ幼い我が子に問いかける。
「なぜ自分が人よりも強く生まれたのか、わかりますか?」
その答えは、
「弱き人を助けるためです」
「弱き人を助けることは、強く生まれた者の責務です」。
母の言葉を刻んだ煉獄さんは、その言葉を体現して生き、そして散る。
私はそこに日本人が受け継いできた美学を見る。〉(11p)
ーー
この部分を読み、私は「嗚呼、葛城先生も同じところで響いておられたのだな」と
思いました。
28年間モスクワに住んでいた私は、「外国から見た日本」とか「日本が他国と比べて
どれだけ恵まれているか」などについて書くことはできます。
しかし、日本の伝統的な価値観について書くことは、難しいと感じています。
◆『戦うことは「悪」ですか
サムライが消えた武士道の国で、いま私たちがなすべきこと』
詳細は↓
https://amzn.to/3OkQkyH
では、葛城先生が、さまざまな問題について、書いておられます。
どんなテーマかというと、
・尖閣諸島の現状について
・拉致被害者奪還について
・先人たちの慰霊・顕彰、思いの継承について
・皇統について
・自衛隊のあるべき姿について
・一木一草にも神が宿る自然観の継承について
・麻と日本について
・捕鯨について
などなど。
多岐にわたる問題について、「保守の女神」と呼ばれる葛城先生の考えを
知ることができます。
皆さんご存知のように、アメリカはもはや覇権国家ではありません。
「アメリカファースト」のトランプさんは、NATO加盟国を守る気も、
日本を守る気もありません。
「自分たちで好きにやってくれ」という態度です。
私は、2005年に一冊目の本『ボロボロになった覇権国家アメリカ』を出版した時から、
一貫して「アメリカが没落し、日本が自立を迫られる日が来る」と書いてきました。
ついに、、その日が近づいてきたようです。
国内が二つの価値観で真っ二つに割れているアメリカは、
もはや「日本の先生」でいることはできません。
日本のことは日本で決める時代が近づいているのです。
では、トランプさんから、「好きにやって!」と言われたとき、
私たちはどんな価値観を持って進めばいいのでしょうか?
日本人は、「日本の価値観」で進むのがいいでしょう。
しかし、「日本の価値観」とは何でしょうか?
GHQのせいで、全部忘れてしまいました。
だから、「保守の女神」葛城先生に教えていただきましょう。
◆『戦うことは「悪」ですか
サムライが消えた武士道の国で、いま私たちがなすべきこと』
詳細は↓
https://amzn.to/3OkQkyH
▼▼「おたよりコーナー」へ
PS
北野の新刊、快調に売れ続けています。
◆『プーチンはすでに、戦略的には負けている
~ 戦術的勝利が戦略的敗北に変わるとき 』
詳細は↓
https://amzn.to/407Quka
すでに読まれた方は、アマゾンにレビューを投稿していただけると、
とても助かります。
なにとぞよろしくお願いいたします。
PS2
世界情勢をもっと深く知りたい、社長さん、起業家さん、投資家さん、
ビジネスパーソンの皆さん、政治家さん、未来のリーダーさん、
「パワーゲーム」に参加してください。
世界の大局がばっちり理解できるようになります。
詳細は↓
https://in.powergame.jp/kipg_year_rpe
▼▼「おたよりコーナー」へ
=======================================================
★小場さまからのメール
いつも役立つ情報を発信していただき、誠にありがとうございます。
「消費税のうた」をメールでご紹介くださり感謝です。
徐々に再生数が増えています。
@「消費税のうた」↓
https://www.youtube.com/watch?v=xEix1If97ag
兵庫県知事選に見られるように一般人が政治に興味を持つ地盤ができ始めたようです。
メルマガのお陰で、政府機関に意見を送付することの大事さに気づき少しずつでも継続して意見を述べるように変わりました。
最近の投票結果を見ると日本の未来が明るくなったような気がします。
私達に未来の指針を教えていただけるメルマガを読めることはロシアの現状と比較すると、とても恵まれていることなのでその利点を最大限活用して、より住みよい国になる日本を作る行動を楽しんでいきたいです。
時節柄、どうぞご自愛くださいませ。
★北野から
メール、ありがとうございます!
「消費税のうた」をつくったり、総理官邸、財務省にメールを書いてくださり、ありがとうございます!
少しずつですが、日本は変わってきていると感じています。
★北野への応援メールは
tjkitanojp〇yahoo.co.jp
(〇を@にかえてください。)
まで。
=======================================================
○メールマガジン「【裏】ロシア政治経済ジャーナル」
発行者 北野 幸伯
Copyright (C)RPE JournalAll Rights Reserved. 358
======================================================= |