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     【裏】ロシア政治経済ジャーナル No.319


                       2024/11/17


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★光輝くオーラの秘密(あなたのオーラを輝かせる方法)



全世界の裏RPE読者の皆様、こんにちは!

北野です。

今回は、かなり変わったテーマです。


今回の内容は、11年前にも掲載しました。


皆さん、「オーラ」見えますか?

私は、見えません。

そんな私でも、「この人オーラ光輝いてるよ!」と思ったことがあります。

しかも、世間的には全然成功者ではない人で。

順番にお話しします。


私は、1998年末から2005年まで、モスクワ、
ヴォイコフスカヤ駅(地下鉄)の近くに住んでいました。

家から駅まで、歩いて20秒ぐらい。

家の前には、日本でいう「キオスク」型の小売店が50軒ぐらい、
ずらっと並んでいました。

DVDから、お肉、お菓子まで、とにかくなんでもかんでも売っていたのです。

一番多いのは、「野菜果物を売る」キオスクでした。

20軒くらいありました。


オーナーが同じなのか、談合しているのかわかりませんが。

とにかく品揃えも価格もまったく同じ。

違いは、売ってるお姉さん、おばさんだけでした。


ある日私は、野菜果物キオスクに、行列ができているのを発見しました。

他の同業は、ガラガラなので、そっちにいけば並ばず同じ品が買えるのに・・・。


私も興味がわいて、並んでみました。

(「行列があったら、わからなくても並んでみろ!」というのが、ソ連時代からの格言。)


そして、行列の先にいる店員さんを目撃したのです。


「・・・・・・・・・・うわ!オーラ光輝いてる・・・・・・・・・・・」


うまれてはじめてこんなことを思いました。


その子は、マーシャという20代半ば前のウクライナ人でした。

私は、その店の常連になり、日本人の友達二人も常連になってもらいました。

光輝くオーラのマーシャは、いつも機嫌がいい。


「お客さんに対して愛想よくするのは当然」と思うのは日本人の発想。

ロシアでは、「店員さんがお客さんに愛想よくしなければ」
という感覚が希薄なのです。


実際、早朝から深夜までつづく、きつい仕事です。

特に冬は大変。

いくら暖房入っているとはいえ、外はマイナス20度ですから。

私たちも、買い物している間に手が凍ります。

さらに、キオスクの店員さんは、給料が相当安い。

いつも上機嫌でいるのは、ホントに大変なことなのです。

(それで、他の同業は、不機嫌な人、安定していない人が多かった。)


マーシャの店は、売っているものも値段も他の店とまったくおなじ。

それなのに、彼女のオーラに引かれて、一店だけいつも行列ができていました。


私は、ずっと彼女の「オーラの秘密」を知りたいと思っていました。

あるとき、日本人の友達二人と、マーシャを
日本食レストランに誘うことに成功しました。

そして、思い切ってきいてみたのです。


「マーシャさんていつも幸せそうなんだけど、
なんでそんなに幸せそうなの????」


さすがに、「なんかオーラ光ってるけど、なんで光ってるの?」
とはききませんでしたが。


すると、彼女は、少し考えていいました。


「幸せそうっていうか、実際幸せだから・・・」


これにつづいて出てきた言葉に、私たちは仰天したのです。



「だって、手も足もちゃんとあるし。

手足が不自由な人もいるわよね。


私自身健康だし。

幸い、お父さんもお母さんも健在だし。

これも幸せよね。


私のお給料は、そんなに高くないけど、それでも貯金して、
両親にお金を送ることもできるわ。

私は本当に幸せなのよ」



一言一言、つぶやくように出てくる言葉。


私は、「嗚呼、これが彼女の光輝くオーラの秘密なのだ」と思ったのです。

この人は、今あるものに心底感謝している。

自然に徹底的に。



「光輝くオーラの秘密」を知った私。

それで、私自身のオーラも輝くようになったのでしょうか?

残念ながら、そうではないようです。


いまだに、「あ~だ、こ~だ」と、不平不満をいっています。

(@なぜ自民党は「大増税路線なのだ!?」とか・・・。)


ただ、時々マーシャがいったことを思い出し、
「ああ、自分はめぐまれてるじゃないか・・・・」と考えます。

そして、問題ではなく、今ある幸せを数えることにしています。


思うのですが、日本に生まれたこと、住んでいることは、本当に幸せなことです。

小学一年生が一人で登校できる国なんて、他にありません。

ですが、私たちは、そんな日本を守っていく必要があります。


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★小場さまからのメール


いつも貴重な情報ありがとうございます。

非常に役立つ情報なのでまぐまぐ大賞の投票で1票を投じました。

結果が楽しみです。

消費税減税や所得税控除の上限アップなど税収が減ることに対して
財務省の抵抗が激しいようですね。

消費税のデメリットを色々な方に説明してきましたがなかなかご理解
いただけないので「消費税のうた」を作成して自分で歌ってアップしました。

結構、好評なので

よろしければ聞いて笑っていただければ幸いです。

https://www.youtube.com/watch?v=xEix1If97ag


首相官邸、財務省等にメールで減税のお願い文書を送付しています。

小さな行動かもしれないけれど何もせずに思うだけでは叶いません。

このように行動できるようになったのはRPEメールを拝読した結果です。

ありがとうございます。


★北野から

小場さま。

「まぐまぐ大賞」に一票入れてくださり、ありがとうございます!

「消費税の歌」もありがとうございます!

総理官邸、財務省にメールしてくださり、ありがとうございます!


一人一人の行動が、バタフライ・エフェクトを起こし、日本をよい方向に変えていきます。

実際、ここ数カ月で、「変わってきたぞ!」と感じています。



★北野への応援メールは

tjkitanojp〇yahoo.co.jp

(〇を@にかえてください。)

まで。

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