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【裏】ロシア政治経済ジャーナル No.315
2024/11/12
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★国益から見た玉木さんの不倫騒動
全世界の裏RPE読者の皆様、こんにちは!
北野です。
驚いたことに、国民民主党・玉木代表の不倫が報じられました。
↓
https://smart-flash.jp/sociopolitics/315866/1/1/#goog_rewarded
お相手は、「高松市観光大使」を務めるタレント・小泉みゆきさんだそうです。
玉木さん、報道の内容は「概ね事実」と認め、謝罪しました。
↓
https://www.youtube.com/watch?v=D64Sjb2jGlo
この件についてたくさん質問がきましたので、お答えします。
私は常々、
「国益を軸に見よう」
「大戦略的視点から見よう」
「善悪論も大事だが、勝敗論でも見よう」
などと主張しています。
今回の件、「善悪論」で見れば、もちろん悪でしょう。
誰でもわかります。
では、「勝敗論」でみたらどうでしょうか?
日本国民は、自民党政権(と一時民主党政権)の増税路線で、
【 暗黒の34年 】を過ごしてきました。
国民一人当たりの豊かさを示す「一人当たりGDP」、
かつては2位だったのが、今では32位まで転落しています。
なぜあれほど豊かだった日本が、ボロボロになったのか?
長い間わかりませんでしたが、ここ数年、
数冊の本がベストセラーになったことで、事実が見えてきました。
「数冊の本」とは具体的に?
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これらの本を読むと、日本凋落の原因がなんなのか、はっきり見えてきます。
皆さん、もうご存知でしょう。
財務省の一貫した愚策によって、日本は貧しくなったのです。
詳しくは、上3冊を読んでいただくとして、ざっくりと。
・大蔵省(現財務省)は1990年、不動産取引の総量規制を出し、
バブルを崩壊させた。
・1997年、橋本総理を操り、消費税率を3%から5%に引き上げ、
暗黒の10年を確定させた。
・2000年代、増税を拒否する小泉総理に、「緊縮財政路線」を取らせ、
暗黒の20年を確定させた。
・2010年代、まず民主党野田総理に消費税率を5%から10%に
あげることを決めさせた。
・このいわゆる「3党合意」に従い、安倍総理は消費税率を2014年、
2019年に二回引き上げ、暗黒の30年を確定させた。
・「増税クソメガネ」と呼ばれた岸田さんは、「防衛増税」「異次元の少子化対策増税」
「脱炭素化増税」を推進した。
・石破さんはさらに、「法人税増税」「金融所得税増税」を主張し、
消費税のさらなる引き上げにも肯定的。
というわけで、財務省に操られた自民党、民主党政権が、増税路線を続けることで、
日本の一人当たりGDPは、世界2位から32位に転落したのです。
今回、衆議院選挙があり、自民党、公明党は「少数与党」に転落しました。
そして、「手取りを増やす!」をスローガンに掲げる、
減税路線の国民民主党が躍進したのです。
「大増税路線」の石破自民党が弱体化したことで、
簡単に増税できなくなりました。
だから、選挙結果は「よかった」のです。
さて、こういう大きな流れの中で、玉木代表の「不倫」が暴露されました。
不倫は事実だとしても、「リーク時期」は、選ばれたのでしょう。
減税路線の人気者・玉木さんを潰すには、これ以上ない「ネタ」です。
「不倫はけしからん!」と激怒する国民を見て、
「リークさせた黒幕」は、「ニヤリ」としていることでしょう。
皆さん、踊らされていませんか?
繰り返しますが、善悪論で、不倫は間違いなく悪です。
では、勝敗論ではどうでしょうか?
私たちは、石破自民党の「大増税路線」を止めようとしています。
なぜなら、大増税路線によって日本経済は34年間成長せず、
実質賃金は下がりつづけ、国際社会における日本の地位は
低下しつづけているからです。
ですから私たちは、増税路線を止め、まともな経済政策を取らせることで、
日本経済を復活させなければなりません。
そして、玉木さんは「増税を止める戦い」の最前線にいます。
だから勝敗論では、「玉木さん、奥さんに謝って、不倫はやめ、
増税路線を止める戦いがんばってください!」なのです。
納得できない方は、アメリカをみてください。
トランプさんは、元ポルノ女優ストーミー・ダニエルズさんと不倫し、
口止め料を払ったとされています。
その他に、数多くのセクハラ疑惑、不倫疑惑がある。
しかし、トランプさんは、ハリスさんに圧勝しました。
なぜ?
アメリカ国民の少なくとも過半数は、トランプさんの「物価を下げる」とか
「不法移民を追い出す」といった政策が、「不倫問題」「セクハラ問題」よりも
「大事だ」と考えたからでしょう。
というわけで、玉木さんには、奥さんに謝罪し、不倫相手と別れ、
日本経済を復活させる戦い、日本国民を豊かにする戦いを続けて
ほしいと思います。
これが、玉木さんの不倫報道に関する私の見解です。
PS
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