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【裏】ロシア政治経済ジャーナル No.293
2024/10/16
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★なぜ、日本は戦争したのか? ~17の質問から読み解く歴史物語~
全世界の裏RPE読者の皆様、こんにちは!
北野です。
(@PRがありますが、依頼されたわけではありません。)
私は、いろいろ日本の問題について書いています。
しかし、基本的に「日本の未来は明るい」と確信しています。
なぜでしょうか?
一言でいうのは難しいですが、過去と今を比較してみると、
「今のほうが断然いい」と思うのです。
たとえば、私の小学校の先生は、宿題を忘れた子供の頭を、
げんこつでゴツンとやっていました。
私たちは、そのことを「ごく普通なこと」と認識していました。
誰も問題視する人はいませんでした。
今、それをやると全国ニュースに出ますね。
先生たちは、職員室でたばこをすぱすぱやっていました。
いえ、当時は日本全国どこでも
たばこを吸うことができました。
レストランでも、電車の中でも、バスの中でも。
会社は、今の基準でいうと、「パワハラ地獄」でした。
先日、10数年ぶりにおじさん(父の弟)に会いました。
おじさんは、某大企業でかなり出世した人ですが、
「毎日上司から、『死ね!』『殺すぞ!』とかいわれながら
仕事をしていた」と振り返っていました。
今それをやると、「パワハラ」で全国ニュースにでます。
私は、20代の人たちと仕事をすることがありますが、
毎回「嗚呼、日本の未来は明るい」と思うのです。
正直、「今の20代の方が、私の世代の20代より
全然すばらしい」と思います。
他にもいろいろあります。
日本の大問題といえば、「自虐史観」でしょう。
「日本は悪い国だ!」「日本人は悪い民族だ!」と、
アメリカから洗脳されてしまった。。
それで、日本人はセルフイメージがめちゃくちゃ低かった。
しかし、安倍さんが総理大臣になられた2021年頃から、
大きく変わってきました。
今の若者をみると、あまり自虐史観に
汚染されていないことがわかります。
そして、教育ですね。
たとえば、メルマガを読んでくださっている
清田直紀さんは、公立中学校の社会の先生です。
清田先生は、「自虐史観」ではなく、
「脱自虐史観」ベースの授業をされています。
そして、本も出版されています。
◆『なぜ、日本は戦争したのか? ~17の質問から読み解く歴史物語~ 』
詳細は↓
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アマゾンの説明を見てみましょう。
〈この本は「日本の戦争」について「対話式」で書いた本です。
対話するのは中学生の「ミチさん」と
中学校社会科教師「岩吉(いわきち)先生」です。
ミチさんが感じた疑問に岩吉先生が答えるスタイルで
「なぜ、日本は戦争したのか?」を明らかにします。
戦争に関する疑問を17個の「問い」に整えたので、
サブタイトルを「17の質問から読み解く歴史物語」としました。
この本は、実際に私が中学生に実施した
歴史の授業をベースに書きました。
授業は、教科書にはない資料や書籍などを用いてつくりました。
現在使われている教科書では
「戦争=悪」「戦争した日本=悪い国」という先入観を
与える一方、戦争の原因や日本の主張などは充分に
説明されていません。
なぜ、日本は戦争せざるを得なかったのか?
また、当時を一生懸命に生きた先人は
どのような想いを持っていたのか?などを知ることで、
歴史を「物語」として心で感じられたら…と願って
授業をこしらえ実践しました。
生徒たちの感想には新鮮な驚きや先人への感謝が
あふれていました。
生徒たちの感想や感慨にふれ、
私は「中学生以外にも先人の物語を届けたい」
と思うようになりました。
そして、たどり着いたのが「授業内容を『本』にして、
すべての日本人に届ける」という方法でした。
この歴史物語は、特に若い人たちやシニア世代の人たちに
読んでもらいたいです。
若い人たちはグローバル化する現代にあって、
他国の人と一緒に学んだり働いたりする機会が
きっと増えるでしょう。
その時に「日本は素晴らしい国です」と自信を持って
伝えてほしいと願っています。
「日本は戦争したから悪い国だ」という先入観ではなく、
「なぜ、日本は戦争したのか?」を学び、
日本の戦争によってもたらされた他国の独立や
人種平等の世界があると知ってください。
シニア世代の方々にとって、
戦争の頃の「先人」は自身の親世代に近いと思います。
親は子どもに自分の苦労を積極的には語りません。
特に戦前・戦中を生きた日本人はなおさらでしょう。
だからこそ知ってほしいのです。
自分の親たちが戦争という困難に直面しながらも、
懸命に国や家族を守ろうとしてきた事実を。
事実を知れば、親世代への感謝をしみじみと
感じると思います。
そして、親世代から受けた恩や感謝の気持ちを、
ご自身の子どもや孫の世代にぜひ伝えてください。
この歴史物語がたくさんの人に届き、
幸せに生きる日本人が一人でも増えるよう祈ります。〉
ーー
こういう先生が、公立中学校で社会を教えている。
毎年毎年、日本に誇りを持ち、
ご先祖様に感謝することを教わった子供たちが
卒業していく。
このことも、私が「日本の未来は明るい」と
確信する一つのファクターです。
皆さん、是非この本をご一読ください。
◆『なぜ、日本は戦争したのか? ~17の質問から読み解く歴史物語~ 』
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さて、先日著者の清田先生から、メールをいただきました。
清田先生からのメール。
↓
〈 北野幸伯様
いつもメルマガや書籍から学ばせていただきありがとうございます。
最近の総選挙に関する発信から、沢山の学びと刺激をいただいています。
北野様からいただく学びや刺激は、「行動せよ」と私を促してくれます。
昨日・今日の「行動」です。
行動1
昨日(10/13日)、NHK党首討論番組(9:00~10:15)を視聴
行動2
今日(10/14月)、三党の党首宛てにメールを送信
↓
これまで、最初から最後まで、このような番組を視聴しきった体験は皆無でした。
しかし、北野様のメルマガから「自分も主権者の一人であり、
できる行動はある」と発奮させられました。
妻と一緒に視聴し、あれこれ対話しました。
石破さんの誠意ある質疑応答に関心し、
国民民主党の玉木さんの具体的な減税政策・一貫性に知性を感じ、
参政党の神谷さんに「日本と日本人のための政治を!」の熱意を感じました。
それ以外の党首の方々の発言も聴きましたが、それぞれの立場で、
皆さんが、日本・日本人のためを思っている(疑問符の付く発言もありましたが…)
のが分かりました。
今朝は、自民党・石破さん、国民民主党・玉木さん、参政党・神谷さんあてに、
昨日の感想と応援メッセージを認めました。
このように声が届けられるのも、インターネット・メールの普及のお蔭。
政治家・各省庁は「電子版目安箱」と呼べるような
「民の声」収集装置を置いてくれています。
これをとことん活用するのも、主権者教育として重要だと、
北野様のメルマガから痛感しています。
中学校現場から、私にできることを模索し、試行錯誤しつつ、
国のため・道のために励みます。
寒暖の差が激しい時節柄、ご自愛ください。
追伸1
息子が先日18歳になりました。
総選挙、一緒に投票してきます。
追伸2
北野様にもメルマガで紹介いただいた拙著
「なぜ、日本は戦争したのか?~17の質問から読み解く歴史物語~」
https://x.gd/LSOlI https://x.gd/UtYSc の読書会を10/26土に実施します。
日本を元気にするために日本人を元気にしたい。
その元気は自国肯定を土台にした自己肯定感育成にあり、
そのためには、先の大戦=大東亜戦争をきちんと学び直すところから…
と思っています。
このメルマガでも感想メールが取り上げられていた中里様にも
参加していただけます。
今からとても楽しみにしています。〉
ーーー
10月26日に読書会があるそうです。
清田先生にお会いできる貴重な機会ですので、
申し込んでみてください。
こちらから。↓
https://ssl.form-mailer.jp/fms/77af4487834904
PS
北野の新刊、快調に売れ続けています。
◆『プーチンはすでに、戦略的には負けている
~ 戦術的勝利が戦略的敗北に変わるとき 』
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すでに読まれた方は、アマゾンにレビューを
投稿していただけると、とても助かります。
なにとぞよろしくお願いいたします。
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