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     【裏】ロシア政治経済ジャーナル No.118


                      2023/1/22


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★プーチンは「すでに死んでいる」説



全世界の裏RPE読者の皆様、こんにちは!

北野です。


「ものすごい寒波が近づいている」そうです。
皆さん、お気をつけください。


今回は、【 裏メルマガ 】にぴったりのテーマです。


「プーチンは、すでに死んでいるかもしれない・・・」


「とんでも、とんでも、とんでも~~~~~!!!」


そんな大合唱が聞こえてきそうです。

しかし、「プーチンは、すでに死んでいるかもしれない」

という意味の発言をしたのは、めちゃくちゃ有名な人物なのです。

誰でしょうか?????

答えを紙に書いてから、先に進んでください。

答えは・・・・・。








ゼレンスキーです!


中央日報1月21日を見てみましょう。


<ウクライナのゼレンスキー大統領がプーチン露大統領に
ついて「まだ生きているとは確信できない」と述べた。>



もう少し、どんな状況でこういう発言したのを見てみましょう。



<20日(現地時間)のキーウインディペンデント、ビジネスイン
サイダーなどによると、ゼレンスキー大統領は19日、スイスで
開催中の世界経済フォーラム(WEF)年次総会(ダボス会議)に
オンラインで参加し、「ウクライナはロシアと平和交渉ができる
のか」という質問にこのように答えた。>

<ゼレンスキー大統領は


「私は彼(プーチン大統領)がまだ生きているのか、特に意思
決定をする人が彼なのか、または誰が意思決定をするのか、
どんなグループの人たちが意思決定をするのか知らない」


と述べた。続いて

「ロシアから誰が対話のパートナーとして出てくるのか分からない」


とし


「私は(ロシアメディアに登場する)その人が
プーチンなのかよく分からない」


と主張した。>



え”え”???

プーチン、しょっちゅうテレビに出ていますが。



<ゼレンスキー大統領は背景など映像の一部を任意に変える
クロマキー技術にまで言及し、プーチン大統領の生存に関する
疑問を表した。

キーウインディペンデントによると、ゼレンスキー大統領は

「誰と何について話をすべきかも分からない。私は時々、
クロマキー画面を通じて登場するという疑惑があるロシア
大統領が本当にその人なのか分からない」


と語った。>



なるほど。

私たちがテレビで見ているプーチンは、
「クロマキー技術の産物かもしれない」と。

最近は、「ディープフェイク」とかすごいですよね。

たとえば、↓の動画。
https://www.youtube.com/watch?v=8h4GWv0v3OY

4分25秒ぐらいからみてください。

これ、「ディープフェイクですよ」といわれてみると、

「嗚呼確かに変だ」と思えます。

しかし、何もいわれずに見たら、
信じてしまう人もたくさんいるのではないでしょうか。

ゼレンスキーは、本当に「プーチンは、すでに死んでいる」
と考えているのでしょうか?

それとも、「ウクライナはロシアと平和交渉ができるのか」
という質問に答えたくなかったので、

こういう話を出してきたのでしょうか?

皆さんは、どう思われますか?



▼「影武者説」は一般的



「プーチンは、すでに死んでいる」

実際どうなのかわかりませんが、実をいうと、「影武者説」は、
ロシアの「反プーチン勢力」内でも、世界でもわりと一般的です。

たとえば「反プーチン勢力」でいうと、私も参考に
している二つのYouTubeチャンネルがあります。

一人目は、元モスクワ国際関係大学教授のソロヴェイさん。

https://www.youtube.com/@bonum_professor

二人目は、GeneralSVRです。

このSVRというのは、ロシアの対外情報庁のことです。

その幹部が、政権の内部情報を暴露するという形式になっています。

https://www.youtube.com/@GeneralSVR

実をいうと、このお二人、時々日本のテレビ番組でも
紹介されています。

もちろん100%信じることはできませんが、参考にはなります。

このお二人の話には、当たり前のように、影武者が登場します。


(@ちなみに、イギリスのMI6も、プーチン死亡説、
影武者説に言及しています。↓
https://www.youtube.com/watch?v=dTDqcP7Jj1w


そしてお二人とも、「プーチンは重病だ」といいます。

ガン、パーキンソン病、パラノイア。


そのため、去年は、毎年恒例の「プーチン・ホットライン」が中止になった。

この生番組では、プーチンが、国民からの質問に
4時間ぶっつづけで答えていました。

さらに、年末恒例の、「プーチン大記者会見」も中止になりました。


ソロヴェイ教授によると、プーチンは、
「薬で1時間演説することはできても、
生放送4時間には耐えられない」そうです。

いろいろなメディアや、ロシアの情報筋などの話をまとめると、


・プーチンは、重病だが生きている

・プーチンには、影武者がいる

・プーチンが出れないときは、影武者が執務を代行している


ということみたいです。

ただ、「重病」だからといって、
「すぐ死ぬとは限らない」というのも重要ですね。

私の親戚は、「ガンで余命3か月」といわれ、
実際は8年間生きました。

プーチンは、最高レベルの医療を受けているでしょう。

それで、「プーチン=重病は」「プーチン=すぐ死ぬ」
と同義ではないのです。



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○メールマガジン「【裏】ロシア政治経済ジャーナル」


発行者 北野 幸伯


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