◆ 裏RPE

本文へジャンプ  

 

【裏】RPEJournal=======================================



     【裏】ロシア政治経済ジャーナル No.10


                      2020/4/18


=======================================================

★新型コロナ災を知るのに必見の映画



全世界の裏RPE読者の皆さま、こんにちは!

北野です。



新型コロナウイルスの国内感染者、昨日は前日比で503人
増加。

日本の感染者数は、9167人となりました。

総理が緊急事態宣言の対象を全国に広げましたが、「当然」
といえるでしょう。


ところで、この新型コロナ災。

どうはじまって、どういうプロセスをたどり、どう終息し
ていくのでしょうか?

そのことが非常によくわかる映画があります。

2011年に上映された、「コンテイジョン」です。

予告はこちら。↓
https://www.youtube.com/watch?v=fd8L-LC-QEM

マット・デイモンさん、、

ジュード・ロウさん、

グイネス・パルトローさん、

ケイト・ウィンスレットさん

など、有名俳優、女優が登場します。


私は、アマゾンプライムで199円払ってみました。

9年前に見たら、「あり得ないファンタジーだね!」と切
り捨てるところ。

しかし、今見ると「おいおい予言映画か~~???」と驚
きます。


ここから、かなりネタバレしていきます。

「ネタバレはイヤだ!」という方は、直で見てしまってく
ださい。


何が起こったのか?

コウモリがバナナを口にくわえて、豚舎の中に飛んできま
した。

そのコウモリは、バナナを落としてしまいます。

子豚がそれを食べました。

その子豚は、「食べられるため」にホテルの厨房に移され
ます。

子豚をさばいた中国人シェフは、調理中に呼び出されまし
た。

彼は、ぞんざいに手をエプロンでふき、厨房からホテル内
部にむかいました。

そして、アメリカ人女性ベスと笑顔で握手した。

この裏大事件が起こったのは、香港です。

ここまで、コウモリ→豚→中国人シェフ→アメリカ人女性
ベス。

ベスは、アメリカに戻り、子供が感染してしまいます。

そして、感染は全アメリカ、全世界に拡大し、パンデミッ
クが起こりました。


コンテイジョンと、今起こっていること、共通点は何でし
ょうか?


・コウモリから感染した


・中国で発生した


・世界中の人がマスクをつけるようになる

日本人はマスクに抵抗がありません。

しかし、欧米、ロシア、というか、他のほとんどの国々で
は、マスクをつける習慣がこれまでありませんでした。


・買い占め

日本では、もう二か月以上マスクの入手が困難。

アルコール入りのウェットティッシュも入手困難。

世界中で、トイレットペーパー、食料品の買い占めが問題
になりました。


・国境の封鎖

日本人が外国に出れなくなる。

外国人が日本に来れなくなる。

このことを去年時点で誰が想像できたでしょうか?


・国内移動の規制

日本でも緊急事態宣言の対象が全国になり、「他県への移
動自粛」が求められています。

他の多くの国では、もっと強制的に他自治体への移動を制
限しています。

誰が想像できたでしょうか?


・休校

日本だけでなく、世界中でたくさんの学校が休んでいます。

娘の小学校は、すでに1か月半休み。

これも、誰が想像できたでしょうか?


・ウイルスに感染しない人、感染しても無症状の人

マットデイモン演じるのはミッチさん。

彼の奥さんが、中国でシェフからウイルスをうつされた。

アメリカ人感染者1号です。

それで、彼の子供も感染し、亡くなりました。

しかし、バリバリ濃厚接触のミッチさんは、感染しません
でした。

今回の新型コロナウイルスも、感染しても無自覚、無症状
の人がたくさんいると報じられています。

感染しない人についてはわかりませんが。

同じウイルスに接しても、いろいろな反応の人がいる。

映画の中でもそうでした。


・専門家も感染する

ケイト・ウィンスレット演じるミアーズさんは、(最近よ
く耳にする)CDC(疾病予防管理センター)の専門家です。

前半大いに活躍するのですが、結局感染して亡くなりまし
た。

今回の新型コロナウイルスでも、専門家や医療関係者が感
染しています。

結局、どんなに気をつけていても、完全に感染を防ぐこと
は難しいのですね。



▼救いはどこから来るか?



これは悲惨な映画ですが、「どうやって終息するのか?」
も描かれています。

ヘクストールさんという女性医師がワクチンの開発に成功
するのです。

現実世界でも、「ワクチンが開発されて終息に向かう」の
ではないでしょうか?


そういえば、読者さんから、オックスフォードがワクチン
開発に成功したというニュースを教えていただきました。

調べてみると、確かにそういうニュースがありました。



<新型コロナワクチン、9月にも実用化 英研究チーム

日経新聞2020/4/13 17:04

英オックスフォード大学の研究チームは、新型コロナウイ
ルスへの感染を抑えるワクチンを、早ければ9月にも実用
化すると明らかにした。

候補となるワクチンは4月中に臨床試験を始める予定とし
ている。

11日付の英タイムズが伝えた。

研究チームを率いるサラ・ギルバート教授は「8割の確率
で新型コロナに効く」と語った。>



現状、「お先真っ暗」な感じですが、この災厄も、それほ
ど長くは続かないのでしょう。


ちなみにコンテイジョンでは、世界の死者が2600万人でし
た。

現実世界では、224万0191人の感染者。

死者は、15万3882人。


すでに人類史に残る大災厄ですが、コンテイジョンよりは
犠牲少なく、終息に向かうことを、心から願っています。


今回の話で私が伝えたかったのは、「希望はある」という
ことです。


●PS

この記事が面白かった方は、裏RPEにご登録ください。

完全無料です。↓
https://rpejournal.biz/p/r/LcJ9oxS8

新しく立ち上げたせいか、人によっては、「これは危険
サイトです!」と出るケースがあるようです。

その場合は、無理に登録せず、私の方にご連絡ください。

メルアドは、tjkitanojp●yahoo.co.jp です。

(●の部分に @  を入れてください。)




=======================================================



○メールマガジン「【裏】ロシア政治経済ジャーナル」


発行者 北野 幸伯


Copyright (C)RPE JournalAll Rights Reserved. 358



=======================================================

HOMEプロフィール北野の声読者の声北野の夢北野が登場したメディア北野が登場した動画裏RPEバックナンバー