◆「大胆なシミュレーションを基に、日本が本当の『自立』へと進むべき道を考察する
  月刊誌「インサイト」編集長・小川健次氏

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小川健次先生は、脳力開発の大家で、社団法人「感覚刺激と脳研究協会」の理事です。


そして、「脳力開発分野」で日本一人気のある月刊誌「インサイト」の編集長でもあります。

(インサイトの詳細は→ http://tinyurl.com/p9tqkta )


そんな小川先生が、


「プーチン最強講義」(詳細は→ http://tinyurl.com/nkam4c9  )


の書評を書いてくださいました。

ここに転載させていただきます。


<2000年に大統領に就任後、それまで欧米への依存傾向が顕著であったロシア経済を、08年までに年平均7%立て直し、強いロシアを復活させたウラジミール・プーチン。


そのプーチンがもし日本の首相になったらどうなるか?


そんな大胆なシミュレーションを基に、日本が本当の「自立」へと
進むべき道を考察する北野幸伯さんの最新作。


北野さんといえば、ロシア外務省付属モスクワ国際関係大学を日本人として初めて卒業し、カルムイキヤ自治共和国の大統領顧問も務めた、ロシア方面の専門家としては知る人ぞ知る国際関係アナリスト。


僕が以前より北野さんの論考に魅力や説得力を感じているのは、良し悪しや好き嫌い、こうあるべき、という「〜べき論」に陥ってしまいがちなテーマを、淡々と目の前にある事実に基づいて、とにかく現実的に解決するための答えを探そうとする姿勢にあります。


本書もある意味寓話的な要素を下地にしながらも、その内容は極めて現実的(とはいえ、細部についてはページ数の関係上、事実関係を簡略化しての表現もあることでしょうが)。


という意味では極端に保守系な人や革新系の人から見ると、いろいろ思うところがあるかもしれません。


自虐史観でも自由主義史観も関係ない。現在は現在。

未来は必ず訪れる。

その未来のために今私たちは何を考え、何をすべきなのか。

独特のわかりやすい説明と、やさしい文体でありながら、深くて鋭い問題提起。


一部マスメディアでの扇情的な話題とは別に、私たちがこの日本という国の国際関係上の立ち居地について知り、その未来を考えるきっかけを与えてくれます。


さらに、その思考プロセスを経ることで、多くの気付きと発見が得られる一冊です。>

   

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