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     【裏】ロシア政治経済ジャーナル No.171


                       2024/2/4


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★日本はなぜ住みやすいのか?



全世界の裏RPE読者の皆様、こんにちは!

北野です。


(@一部本のPRがあります。)


皆さん、マスコミと評論家軍団に洗脳されて、


「日本の未来はお先真っ暗だ!」


なんて思っていませんか?

私のように、モスクワに28年住んで日本に戻ってきた人か
ら見ると、日本の未来は全然お先真っ暗ではありません。

それどころか、


【 輝かしい未来が待っている 】


のが見えます。


「あなたの言うことは信用できない!」


という人に質問です。

日本は、「世界国家ブランド指数ランキング」で2023
年、何位だったかご存知ですか?

答えを紙に書いてから、次に進んでください。












答えは、【 1位 】です。 

詳細はこちら。↓
https://business.nikkei.com/atcl/gen/19/00351/010900119/
『日本、国家ブランド指数で初の世界トップ その希望と課題』
『日経ビジネス』 1月18日


それはそれとして。

日本はなぜ住みやすいのでしょうか?

今世界を見ると、


「白化勢力」(=民主勢力)と「黒化勢力」(=独裁勢力)


が戦っています。

「白化勢力」とは、日本、欧米など。

「黒化勢力」とは、中国、ロシア、北朝鮮、イランなど。


で、民主主義である白化勢力の国々を見ると、


「国論が完全に分断されている」という特徴があります。


たとえばアメリカ、


・LGBTに賛成か、反対か

・移民に賛成か、反対か

・銃規制に賛成か、反対か

・中絶に賛成か、反対か


などなど。

それで、双方の陣営が、相手陣営を憎悪しています。

「人には人の意見がある」という寛容性がないのです。


こうした分断はアメリカだけではありません。

たとえばドイツでは、極右政党「ドイツのための選択肢」
がどんどん支持率をあげています。

その一方で、ナチス時代回帰を恐れる人もたくさんいて、
大規模デモが起こりました。

『テレ朝ニュース』1月22日。
『ドイツ全土で反極右政党デモ 「ドイツのための選択肢」
(AfD)移民排斥の発言めぐり』


〈反移民政策などでヨーロッパ各国では極右政党が支持を
伸ばすなか、ドイツでは極右政党の政策に反対する大規模
な抗議デモが実施され、南部の大都市では当局の想定を上
回り約10万人が参加しました。

ドイツの現地メディアによりますと、20日と21日の週末、
首都ベルリンや南部最大の都市・ミュンヘンなどドイツ各
地で極右政党「ドイツのための選択肢(AfD)」の政策に
抗議する大規模なデモがありました。〉
ーー


こうした分断はいわゆる白化勢力国家では普通に起こって
います。

なぜでしょうか?

私は、「黒化勢力」(特に中ロ)の工作を疑っています。


一方、中ロをはじめとする「黒化勢力国家」には分断が
ありません。

なぜでしょうか?

独裁者と違う意見の人たちは、捕まってしまうからです。

たとえばロシアでは、「反戦プラカード」を持って町を
歩いたり、SNSに投稿すれば逮捕されます。

プーチンを批判しても逮捕されます。

それで、国民は黙っているしかないのです。

中国でも状況は同じ。

つまり世界の現状は、


・言論の自由がある民主主義国家では、
国論が二分することで、分断が深刻になっている。

・言論の自由がない独裁国家では、
独裁者と違う意見を持つ人が弾圧されている。


どちらも、うれしくない状況なのです。

しかし、日本だけは、


・言論の自由があるのに、分断が見られない


大変珍しい状況。

皆さん、日本で大規模デモが起こったと
聞いたのはいつのことですか?

大規模デモが暴徒化して、お店の窓を割りまくったとか。

そんなニュースは、聞いたことがありません。


先日、知り合ったアメリカ人男性は、
「もうアメリカには戻らない。

怖いから」と話していました。

彼は、「成熟した人間は、自分の意見と他人の意見が
違っていても、仲よくすることができる。

でもアメリカでは、自分の意見と違う人に対し、
ものすごくアグレッシブで怖い」というのです。


彼は私に、


「君は怖いロシアから日本に逃げてきた。

僕は、怖いアメリカから日本に逃げてきた。

安全な日本で暮らしていこう!」


と言って笑いました。

確かに、日本にも問題が山盛りであることは否定しません。

それでも、世界から見ると、
「国家ブランド指数ランキング1位」に選ばれるような、
いい国なのです。

PSPR

ところで文中にあった「白化勢力」「黒化勢力」について。

詳しく知りたい方は、こちらをご一読ください。



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