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     【裏】ロシア政治経済ジャーナル No.104


                      2021/8/25


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★地政学を最速で体得する方法



全世界の裏RPE読者の皆さま、こんにちは!

北野です。



時代は、変わるものです。

一昔前、地政学は、「禁断の学問」とされてきました。

実際、危険だからです。


ところが最近は、なにかにつけて、「地政学、地政学」
といいます。


「地政学的リスクが高まっています」


ところで、「地政学」ってなんでしょう?


社会人でも、95%ぐらいは、
よくわからないのではないでしょうか?

そこで、今回は、


【 地政学を最速で体得する方法 】


を伝授します。


方法は、「本を読むこと」です。


ところが、地政学関連の本は、本当に「うじゃうじゃ」でている。

そこで私が、「これだけ読めば地政学をマスターできる」
という4冊を選びました。



1、「サクッとわかる ビジネス教養 地政学」

詳細は↓
https://amzn.to/3sIXO2V


名前を見て、ずっこけた人もいるかもしれません。

「おこちゃまむきなのでは?」と。


ところが、筆者に注目です。

この本の著者は、私が


「神が日本国に遣わした、再臨の諸葛孔明」


と呼ぶ、

日本一の地政学者、戦略家、奥山真司先生なのです。

大天才・奥山先生が、「小学生でも地政学を理解
できるように」解説してくださったのが、この一冊。


これさえ読めば、「地政学の基礎」は全部理解できます。

しかも、「サクッとわかる」とあるように、特に脳みそを
使う必要もなく、理解できてしまう。


ある人から、「私は地政学を理解したいのですが、
苦労はしたくありません」

といわれたら、私は「奥山先生の本を読んでください」と
いうでしょう。



2、「マッキンダーの地政学ーデモクラシーの理想と現実」

詳細は↓
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これは、「歴史的名著」です。


イギリスの地理学者マッキンダーは、
「地政学の父」と呼ばれています。

皆さん、キリスト教を理解したければ、
「聖書」を読むでしょう?

儒教を理解したければ、「論語」を読むでしょう。

マルクス主義を理解したければ、
「資本論」とか「共産党宣言」を読みます。


地政学を理解したければ、
開祖マッキンダーの本を読むのがいい。


この本には、地政学の特殊な


「世界島」

「ハートランド」

「内周の半月弧」

「外周の半月弧」


といった用語の解説があります。


この本を読むと「マッキンダーすごすぎ!」と思える箇所
がたくさんあります。

たとえば、第1次大戦が終わった時点で、
「ヒトラーやナチスドイツの出現を予言している」部分がある。

日本に関する記述も、とても興味深いです。

皆さん、是非この歴史的名著に接してみてください。

絶対お勧めです。



3、「平和の地政学―アメリカ世界戦略の原点」

詳細は↓
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開祖マッキンダーの次に偉大なのは、
オランダ系アメリカ人地政学者のスパイクマンです。

この人は、本当にすごい。


1941年12月、日本が真珠湾攻撃をして
日米戦争がはじまった直後


「この戦争が終わったら、日本と同盟を組んで、
ソ連に対抗しなければならない」


と発言したのです。

みんな、「おいおい!こいつ正気か????」と
あきれました。

日米戦争が始まったばかりなのに、スパイクマンには、
次の戦争(米ソ冷戦)が見えていた。

その時、日本をアメリカの同盟国にするべきだとわかっていた。


ちなみに、彼が1940年代の段階で、
現在の中国のことを予言している箇所もあります。


この「平和の地政学」は、スパイクマンの地政学の
重要部分を抽出した本です。

とてもわかりやすく、


「アメリカは、何を恐れているのか?」

「なぜアメリカは、ソ連を封じ込めたのか?」

「アメリカは、中国に対し、どうすべきなのか?」


がはっきりわかるようになる本です。



4、「日本の地政学」

詳細は↓
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私が書いた本です。

出版8か月で100以上のレビューが投稿されていて、
よく売れています。


「日本の地政学」は、上記三冊と何が違うのでしょうか?


これは私が、
「マッキンダー地政学」「スパイクマン地政学」

を応用して、


【 地政学から見た日本の進むべき道 】


を明示している本です。


ベストセラー「それでも習近平が中国経済を崩壊させる」
の著者・朝香豊先生は、アマゾンレビューで、



< 圧倒的にわかりやすい地政学の本! 日本の進むべき
方向がわかる!

日本には地政学の本はまだまだ少なく、どれも決して
わかりやすいものだとは言えないのですが、こうした中で
この「日本の地政学」は圧倒的なわかりやすい地政学の
解説書ですね。

こういう本が出たことで、日本において地政学の理解が
ぐんと深まることを期待したいです。


本書のタイトルは「日本の地政学」ですが、サブタイトル
は「日本が戦勝国になる方法」です。

地政学をベースに置きながら、今後日本がどのような戦略
的な考えのもとに動くべきかを指し示してくれているので、
現代的な課題を考えたい読者層にも、この本はお勧めです。>



と書いてくださっています。

同じくアマゾンレビューで、smnaさんは、



<久しぶりの快著と呼べる書籍:日本の戦略家ここにあり!

とかく地政学の本にありがちな理論紹介にとどまらず、堂
々と日本はこれからこうすべきだ!と戦略的に述べておら
れる。

本当に素晴らしく、内容のみならず分かりやすく記載され
ているのは、真に著者が理解し消化されているからだと思
う。


日本のアカデミアでは、学術学会問題で垣間見られたよう
に、大学(院)での教授との師弟関係が、後々の学会や大
学等におけるポストや出版の貴を大きく左右されるようだ。

その点、著者は全く日本のアカデミアから離れたモスクワ
で学業を修めらえているため、日本国内でのアカデミアと
は幸か不幸か縁が無いようである。

本書は、そうしたシガラミに左右されず、著者が日本の戦
略家としての地位を確立したと目される一冊のような気が
する。>



というわけで、今回は、


【 地政学を最速で体得する方法 】


でした。

以上4冊をお読みいただければ、あなたの地政学理解は、
ばっちりです。


もし「4冊は多すぎ」ということであれば、奥山先生の
本と私の本をお読みいただければ、十分だと思います。


私は、「地政学を理解できる人が増えるほど、日本は
強くなる」と確信しています。


これを機会に、是非学んでみてください。


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