◆「気軽に国際インテリジェンスに接することができるのは
 非常にありがたい」本のソムリエさん
 
1分間書評!『一日一冊:人生の智恵』

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本のソムリエさんは、「一日一冊:人生の智恵」(http://www.mag2.com/m/0000094236.html )

という日刊メルマガを、既に10年以上配信されています。

毎日一冊本を読み、書評を書き、メルマガを出すというサイクルを
10年つづけるというのは驚異的ですね。

メルマガで紹介された本は、3800冊を超えています。

3800冊以上の本を読まれた本のソムリエさんの「選球眼」は確かで、
そのメルマガは、本好きの人から圧倒的支持を受け、読者数は4万
人を突破しています。

そんな本のソムリエさんが、北野幸伯著


●日本自立のためのプーチン最強講義〜 もし、あの絶対リーダー
が日本の首相になったら (集英社インターナショナル)

(詳細は→ http://tinyurl.com/nkam4c9  )


の書評を掲載してくださいました。

ここに転載させていただきます。

┌──────────────────── since 2002/7/17 ─
|1分間書評!『一日一冊:人生の智恵』1ヶ月30冊の情報をe-Mailで
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|★★★★★「日本自立のためのプーチン最強講義」北野 幸伯(3793目)
|■名言クイズ:ロシアの所得税は2001年から、一律●●%
|■読者の声 :ただただ尊敬の念でいっぱいです
|■プレゼント:1760冊目
|■編集後記 :       発行者:本のソムリエ 35,590部
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    ■読書普及協会へ寄付しよう!
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 もらう側から与える側へ。
 読書普及協会への寄付の仕組みを作りました。
 1日13円です。

(説明)→ http://www.mag2.com/m/0001609369.html




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■名言クイズ    答え⇒ http://ameblo.jp/japantn/
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・ロシアの所得税は、12%、20%、30%の三段階でした。
 プーチンはこれを2001年から、一律●●%に統一・・・
 なと、個人所得税収は・・増加したのです・・・
 サッチャーはこれを、25%と40%にまで引き下げ・・・
 レーガン大統領も、二度の大減税を実施。・・・
 在任中に税収が76%も伸びました(p267)


<ヒント>「20」ではありません。


▼「今日の名言クイズ」の答えを読む▼
http://ameblo.jp/japantn/entry-11718499926.html




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■本ナビ(3793目) ⇒ http://1book.biz/
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「日本自立のためのプーチン最強講義」北野 幸伯、集英社
http://amazon.co.jp/o/ASIN/4797672641/mag06-22/ref=nosim/
【私の評価】★★★★★(90点)


■メールマガジン『RPE(ロシア政治経済ジャーナル)』で、
http://rpejournal.com/

 国際情勢を分かりやすく解説してくれる
 北野さんの新刊本です。


 北野さんがいつも主張している
 日本自立のためのアドバイスを
 プーチンに語ってもらいましょう。


・1 『戦わない』のが一番いい。
 2 それでも戦う羽目になったら、
   仲間をたくさん集めて、相手にあたる。
 3 『孤立=破滅』と心得るべし。(p62)



■国家自立の肝は、
 「経済」と「エネルギー」と「食料」です。


 経済対策としては、
 不況・デフレの脱出が必要。


 日銀の異次元緩和はアクセル。
 消費税増税はブレーキ。
 これは、あまり統一感がないですね。


 食料については、自給が基本。


 TPPにおいても、
 食料の自給だけは守っていく必要があります。


 プーチンの助言によれば、
 給食を100%米食にすればいい。


・日本政府は「TTP交渉」で、
 「08年の食料危機時、多くの国が穀物の輸出を制限した」・・
 「食料危機と輸出制限が繰り返される可能性があるかぎり、
 国民の命を守るため、食品関税(特にコメ)の
 完全撤廃はできない」とハッキリいうべきです(p146)



■そして、エネルギーについても、
 日本は、96%を輸入しており、
 非常に脆弱です。


 そうした中での原子力発電所の事故で、
 さらにエネルギーの価格が上昇して
 しまっている。


 メタンハイドレードを含めた
 あらゆる国産エネルギー開発に
 注力する必要があるのでしょう。


 このように、気軽に国際インテリジェンスに
 接することができるのは非常に
 ありがたいことだと思います。


 北野 さん、 
 良い本をありがとうございました。


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■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・ロシアのメドベージェフが北方領土に、
 韓国の李明博が竹島に、
 香港の活動家が尖閣に、
 いずれも12年7月から8月にむかったのは、
 なにか理由があったはずです(p39)


・第一次世界大戦時、イギリスからの恩を仇で返した日本・・・
 イギリスは、軍事同盟国日本に、「欧州の西部戦線に二個師団の
 陸軍を派兵してくれ!」と何度も要請しました。
 しかし、日本はなんやかんやと断って、
 一兵卒も出さなかったのです(p80)


⇒続きを読む
http://1book.biz/2013/12/06/post-2636.html



「日本自立のためのプーチン最強講義」北野 幸伯、集英社
http://amazon.co.jp/o/ASIN/4797672641/mag06-22/ref=nosim/
【私の評価】★★★★★(90点)



■目次

プロローグ べドメージェフに解任されたプーチン、日本へ!
第一講義 「孤立」と「自立」のどちらを選ぶか
第二講義 食糧の自立はどうやって成し遂げるか
第三講義 「自立」のためのエネルギー政策とは
第四講義 「経済成長」と「財政再建」をいかに両立させるか
第五講義 「核兵器信仰」は日本にどんな危険をもたらすか
エピローグ プーチン「最後のスピーチ」



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<私の評価基準>
 ★★★★★(絶対お薦めです!家宝となるでしょう)
 ★★★★☆(買いましょう。素晴らしい本です)
 ★★★☆☆(社会人として読むべき一冊です)
 ★★☆☆☆(時間とお金に余裕があればぜひ)
 ★☆☆☆☆(人によっては価値を見い出すかもしれません)
 ☆☆☆☆☆(こういうお勧めできない本は掲載しません)
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